飛び、打感、美しさを兼ね備えた「P790」と、スピン、フィーリング、コントロールを集約した「ミルドグラインド(MG)」。テーラーメイドの人気モデルがこの度バージョンアップ。どちらも3代目となる新作は「より格好良く、より使いやすくなった」と試打をした里祐太郎プロに、その進化を解説してもらった。

一段高く上がるから、肩ひじ張らずに7番150ヤード!

アイアンは「飛ばすクラブじゃない」とわかっていても気になる飛距離。仲間と同じ番手で、できれば見た目も良いモノを使いたいと思うのはゴルファー共通の思いだろう。「P790」はそんなワガママを叶えてくれるアイアン。最新の3代目を打った里プロは、「歴代モデルの中で一番球が上がって、ゆっくり飛ぶ。飛距離も一番」と、その第一印象を話す。

画像: 「球の高さが出てゆっくりと飛ぶ。飛距離も含めて理想的なアイアン」と里プロ

「球の高さが出てゆっくりと飛ぶ。飛距離も含めて理想的なアイアン」と里プロ

進化を遂げたのは、中空構造の中身だ。ツヤ消しのクールなヘッドの中は、前作から採用されたスピードフォームが搭載されているが、初速を上げる性能はそのままに軽量化を達成。併せて、テーラーメイド史上最高の薄さとなったフェースと共に生まれた余剰重量をタングステンウェイトに配分。さらなる低重心化を果たし、高弾道&寛容性アップをもたらした。最新のテクノロジーを詰め込み、飛びとやさしさの確実なバージョンアップが施されている。

画像: 進化した中空構造によってシャープな形状ながら高弾道で高い寛容性を実現した

進化した中空構造によってシャープな形状ながら高弾道で高い寛容性を実現した

P790アイアンは高打ち出し、高初速!グリーンでも止められる打球に

「中空モデルは見た目の格好良さがあって、やさしく飛ばせるアイアン。3代目となってそのポイントがさらに洗練されたと感じます」と、歴代モデルを打ち比べながら、それぞれに特徴があるという里プロ。

「初代は中空のやさしさと飛びが感じられる。2代目は初速が速くなって球も強い。初代のやさしさはそのままに飛びが強化されています。ボールが吹き上がるようなゴルファーにベストマッチするモデル。そして最新作は一番ラクに打てます。2代目の初速の速さを継承しつつ、打ち出し角の高さがプラスされています。ゆっくり上がって前に行く、飛距離の出る飛び方です。高さが出るからグリーンにもしっかりと止められる」と、前作からの進化を実感したようだ。

画像: 里プロは「やさしく打てて前にゆっくりと飛んで飛距離も出る」と新P790を評価

里プロは「やさしく打てて前にゆっくりと飛んで飛距離も出る」と新P790を評価

そして、ボールが上げやすいクラブのメリットについても、「スウィングが悪くなるのは、球が上がらないことが原因のひとつ。飛ばす、上げるはクラブに頼っていいんです。こういうクラブを使えばプレーが楽になるし、スウィングだって良くなる可能性が大きい」という。データも里プロのコメントを裏付けた。低重心化した3代目は打ち出し角が高く、初速もあって3作の中で一番高さが出ている。

3代のP790アイアンを比較(それぞれ7番アイアンでの5球の平均値) 
         <飛距離>  <初速>  <スピン量>  <打ち出し角> <高さ>
初代 (2017年)  158.2y    50.0m/s   5508rpm    14.2°      19.0m
2代目(2019年)   160.7y    50.4m/s   4909rpm     13.7°     17.5m
3代目(2021年)  161.2y    50.5m/s   5164rpm   15.5°     19.4m
※計測にはフライトスコープを使用

この差は、グリーンにキャリーしてからのボールの止まり方に大きな違いが出た。「ミドルアイアンやロングアイアンでも、高さが出るので狙ったところで止まっています。ミスにも強いので、距離の長いパー4でも積極的になれる。UT感覚で打てて、アイアンの高い操作性がある。迷わず振り切れるから、幅広いゴルファーにオススメできます」(里プロ)

画像: 長い番手でも楽に上がってくれるから積極的にグリーンを狙っていける

長い番手でも楽に上がってくれるから積極的にグリーンを狙っていける

アイアンにこだわりの多いゴルファーは少なくない。顔や打感、飛距離に弾道など、選ぶポイント、その優先順位もゴルファーによって異なるだろう。中空構造のブレードタイプは、見た目が良くて飛距離が出る。その上、寛容性が高いのがメリット。そのすべてがブラッシュアップされた最新の『P790』。手にすれば、多くの点で満足できることだろう。

フェースと高重心でスピン性能がアップした「MG3ウェッジ」

こちらも3代目となる「ミルドグラインド(MG)」の新作は、見てわかる変化を施し、スピン性能をアップさせた。まずはフェース。スコアラインの間にバー状の突起物を作り、グリーン周りの小さな振り幅でもボールへの食いつきを向上させている。また、番手によってトゥ部分の肉厚を厚くして高重心に設計。重心の下で打ちやすく、どんなライからでもスピンがかかりやすい。

画像: スコアラインの間にバー状の突起を施すことで短い距離でのスピン性能が向上

スコアラインの間にバー状の突起を施すことで短い距離でのスピン性能が向上

里プロも「アドレスするとフェースに突起があるのはほとんどわかりませんが、安心感や自信を持たせてくれますね。特別な打ち方をしなくても、少々芝を噛んでもスピンが利いています。出球もコントロールしやすく、打感や打音も向上しています」と、様々なライで安定したバックスピンが得られることを見せてくれた。

前作から1つ増えて、ハイ、ロー、スタンダードの3つのバウンス角がラインナップされた。入射角やプレーするゴルフ場の芝の硬さをもとに選べばいいと里プロ。「上から鋭角に入れる人はハイバウンスを試したいですね。バウンスがないと刺さりやすいですから。レベルに振れる人は、どんなバウンスでも使えるでしょう。ですから、芝がウェットならばハイバウンス、ドライなら弾かれにくいローバウンスと使い分けてもいいでしょう」(里プロ)

画像: 3タイプのソールを用意。打ち方や状況によってのチョイスが可能になった

3タイプのソールを用意。打ち方や状況によってのチョイスが可能になった

試打を重ねると、とにかく「座りが良い」と、「MG3」を評価する里プロ。花道からはもちろん、ラフやバンカーからでもピンに寄せていく。「顔や座りの良さは、ターゲットに対して正しく構えるためには不可欠。これだけ計算されたウェッジなら、目標に構えやすいですね。たとえグリーンを外してもパーセーブは諦めない、そんな気持ちにさせてくれるウェッジです」

画像: 「すべてが計算し尽くされているから不安感なく寄せられる」と里プロ

「すべてが計算し尽くされているから不安感なく寄せられる」と里プロ

出球がコントロールしやすく、安定したスピンも期待できる「ミルドグラインド3」。独特なフェースや抜けのいいソールなど、ゴルファーに自信を持たせてくれる要素が満載だ。トッププロでもパーオン率は7割程度。こだわりと最新テクノロジーを味方につけて、寄せワンを量産しよう。

画像: バンカーでは里プロはバウンス角12度のハイバウンスモデルを高評価

バンカーでは里プロはバウンス角12度のハイバウンスモデルを高評価

「P790」アイアンでパーオン率をアップさせて、もしグリーンをはずしたならば「MG3」ウェッジで確実に寄せてパーをセーブ。テーラーメイドの新しいアイアンとウェッジのタッグならそんな理想的なゴルフが展開できそう。なんだかその気になってきませんか?

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