元祖「飛び系スプーン」といえば、テーラーメイドの「ロケットボールズ」。フェアウェイウッドが“飛ぶ”というコンセプトが市場にとってインパクトが大きく、ヒットモデルとなりました。
そのロケットボールズに対抗して(?)、2013年にキャロウェイが市場に投入したのが“300ヤードスプーン”というコンセプトの「Xホット」でした。販売プロモーションの中心にフェアウェイウッドを置くという異例のプロモーションを展開し、見事大ヒットに。フェアウェイウッドにつられてアイアン、ドライバーも売れるという非常に珍しい現象が起きました。
今回紹介したのは、そのXホットの後継機である「X2ホット」。このクラブに限らず、多くのクラブの初代と呼ばれるモデルは性能がとがっている傾向があります。そのある意味での“荒さ”が魅力でもあるわけですが、このX2ホットは初代にあった荒さがなくなり、飛距離はそのままにソールの抜けが良くなって、さらに完成度の高まったモデルとなっています。

キャロウェイ「X2ホット」
このクラブがいいのは、一世を風靡した大ヒットクラブだけに中古の球数が多いこと。状態やシャフトも含めて、お手頃価格で選択肢が豊富にあります。そして、その飛距離は最新モデルと比べてもそう引けを取るものではありません。発売は2014年の1月で、もう7年前。中古市場ならば1万円札でお釣りがくる価格になっています。
予算はあんまりないけどフェアウェイウッドの買い替えを検討している方が、低予算で高パフォーマンスが得られる中古フェアウェイウッド名器と言えるのではないでしょうか。
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