アスリート系モデルがきつくなった
競技ゴルファーのために生まれた『TB-5』
アイアンはゴルファーのこだわりが表れる。それだけに“カッコよさ”を求める人は多いはず。かといって、扱うことが難しければなかなか手を出しづらい、そんなゴルファーの気持ちにズバッと切り込んできたのが『TB-5』アイアンだ。その“かっこよくて、やさしい”特性は多くの支持を得たが、もともとは具体的な“ひとり”のゴルファーの悩みを具現化したものだった。
「対象は会社の同僚。競技ゴルファーだったけれど、50歳を前にしてアスリート系モデルがきつくなってきた。“やさしく”ちょっと“飛ぶ”モデルを使いたい、だけどシャープさと打感の良さは譲れない、というこだわりを形にしたんです」と言うのは、「TB」シリーズの商品企画を担当した池田純氏。
ちなみに、「TB」とはTheater Blade(シアターブレード)の略で、トウとヒール側になだらかに厚みを持たせるよう湾曲させたバックフェースの形状のこと。この形状が劇場のようだからこの名がつた。目的はシャープさと寛容性の両立だ。
「操作したいけどやさしさも欲しい」アイアンを求める
中・上級者のための『TB-7』
同様に新モデル『TB-7』にもイメージしたゴルファーがいるという。「こちらも同僚ですがまだバリバリ競技派です。ただ、それでもスコアを守るうえでミスへの寛容さもほしい。ルックスは一段と本格派にしながら、やさしさは極力キープ。やさしすぎず、難しすぎない、いい具合に仕上がったと思います」(池田氏)
加えて『TB-7』は、打感にも一段とこだわった。『TB-5』同様、軟鉄鍛造なのでそもそも打感に優れてはいるが、ひと回り小ぶりになったことでヘッド全体の鉄を厚く盛ることができた。ボールをつぶすような“ぶ厚い打感”が強くなったという。
また軟鉄の“一体鍛造”もポイントとなる。軟鉄鍛造であっても中空構造にしたり異素材を合わせたりしたブレード形状のアイアンも増えているが、軟鉄だけの混じりっけのない打感とは異なるうえ、複合ヘッドは芯を外したときに、打感の変化が分かりづらいという声も聞かれる。
かたや軟鉄一体鍛造は、芯で打てば極上の打感で、センターを外せば打感の変化を感じられる。ただ『TB-7』は独自の形状がもたらす寛容性があるので、結果としてのミスは抑えられる、またロフトも30度(『TB-5』と同様)とやや立っているので飛距離も確保できる、というわけだ。
「カッコよさとやさしさ、また小ぶりなことで操作性にも優れています。中・上級者のゴルファーにはもちろん、打感のフィードバックということも考えれば、これから“本気で上達したい”と考えている人にも、感性を磨くうえでマッチするアイアンだと思います」(池田氏)
『TB-7』を内海大祐プロが試打
「見た目はシャープなのに想像以上やさしい!」
シュッとした見た目の『TB-7』。その打感、あるいは実戦での寛容性はどのようなものか。内海プロは、見た目と性能のギャップに驚きを隠せない。
「1球打った瞬間驚きました。このシャープな見た目だと、ボールを上げるにはしっかり打ち込んで、かつパワーがないといけないかな、というイメージだったのですが、実際は想像した高さのはるか上に飛び出していきました。正直これにはびっくりですね。スピンもしっかり利いているし、これなら硬いグリーンでも止まる」(内海プロ)
「『TB-5』同様芯は広めで、ミスへの寛容性はほぼ変わらない。そして打感。軟鉄特有の軟らかさはもちろん、『TB-5』より長くボールがつぶれる感覚があります。“ザ・マッスルバック”の打感です。ボールとの接触時間が長く感じられるから、狙った方向に飛ぶし、ボールの操作もしやすい。コレ、本気で欲しくなりました(笑)」(内海プロ)
5と7を組み合わせた「TB」のコンボアイアン、別注できます!
最後に内海プロがこんな提案をしてくれた。「『TB-5』と『TB-7』は同じロフト設定。だから球が上がりにくくてミスしがちなロング番手をやさしい『TB-5』で、狙っていくショート番手は操作性がいい『TB-7』でセットを組むことができればすごくいいと思う。いわゆるコンボアイアン、最近はツアープロでもアイアンをコンボで使う選手が結構いますから」(内海プロ)
そこでゴルフダイジェストがフォーティーンに「TB」のコンボアイアンを別注。5番と6番をセミグースで大きめな『TB-5』、7番〜9番、PWを小振りでストレートネックな『TB-7』という組み合わせ。
「TB-5」と「TB-7」はロフト設定が一緒のため、モデル替わりの番手で距離のギャップに悩む心配も無し!ワンランク上のゴルフを目指す方におすすめな、やさしく飛ばせるロングアイアンと、ピンをデッドに狙える操作性の高いショートアインのコラボセット。
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