ツアースパイクシューズ「ZG23」と2023年の「春夏アパレルコレクション」のローンチイベントとして「2023 adidas Golf APAC invitational」が開催。LPGAツアー「ホンダLPGAタイランド」に合わせて、タイ・パタヤに各国の関係者、ショップ関係者やメディア等が集結した。

「2023 adidas Golf APAC invitational」に登場したコ・ジンヨン、渋野日向子、イ・ジョンウン6、パティ・タバタナキット(写真左から)
もともとアスリートゴルファーを中心に人気が高いアディダスブランドだがフットウエアの初代「コードカオス」から、人気に拍車がかかり「ツアー360」、そして「コードカオス22」でその人気は大爆発。とくに「コードカオス22」はゴルフシューズとしては驚異的な売り上げを記録し続けている。アジア太平洋地域の各国からタイへ関係者を招いてイベントを開催できるというのだから、その勢いがどれだけのものか想像がつくだろう。
イベントが開催されたサイアムカントリークラブには「ホンダLPGAタイランド」が開催される「オールドコース」と「プランテーション」、「ウォーターサイド」と3つのコースが存在するが、今回は「ウォーターサイド」を貸し切ってシューズとアパレルのトライオンラウンドが行われるというスケールの大きさだ。
ラウンド前の「シークレットコンテンツ」とされた催しには、渋野日向子がコ・ジンヨン、イ・ジョンウン6、パティ・タバタナキットとともに登場し、大きな歓声とともにイベントに華を咲かせた。
エキシビジョンでは、ルーレットで止まった距離を狙って打つアプローチコンテストが行われ、4人が小技を披露、フォトセッション後に渋野はインタビューに答えてくれた。

春夏のウェアに身を包んだパフォーマーたちのダンスが終わるとコンテナの中から渋野日向子らが登場!

アプローチコンテストで狙う距離を決めるルーレットで、渋野が狙うピンは40ヤードに決定

大勢のギャラリーの前で小技のテクニックを披露した
「ZG23」は、足を通した瞬間から「最高!」
まずは前のモデル「ZG21」からこのシリーズが大好きという渋野。新しいツアースパイクシューズの履き心地はというと
「今回、支給された瞬間から『履こう!』と思いました。履き心地は本当に最高でオフの練習でずっと履いていました。前のモデルより柔らかさがあってしっかりとホールドしてくれる。グリップ力はパーフェクトで滑りもしないので力強いスウィングができます!」(渋野)
とかなりお気に入りのようだ。シューズを交換する頻度を質問すると、1、2か月に1度と。ソールがすり減るのももちろんだが、‟白い部分の白さがなくなってくる”というのもお洒落を気にする女子プロならではの意見だ。
渡された時点で履くことを即決したという渋野。軽量でグリップ力が高いシューズに一目ぼれ
ウエアについては「米ツアーの選手はシンプル・イズ・ベストというコーディネートをしている選手が多いので、海外ツアーを戦う選手になれた気がします(笑)。アディダスゴルフのウエアは高温多湿から寒い時まで幅広くラインナップがあるので助かります」と渋野。
この日はブルーのウエアで登場したが
「自分の中ではピンクとブルーが好きです。ショートパンツも好きだしプリーツスカートも試合で試したいなと。アスリートらしいウエアですが、中には柄物もあるのでそれを試すのが楽しみです」
いつピンクのウエアをまとった渋野日向子が登場するのか、ファンならずとも楽しみだ。

ラウンドあり、プロとの交流あり、ファッションショーあり、そして最後には盛大な打ち上げ花火とイベントは大成功に終わった
「ZG23」と渋野日向子の4日間コーデ!
さて自身の開幕戦となった「ホンダLPGAタイランド」ではどんなウエアで戦ったのか? 4日間のコーディネートを見てみよう。
初日は、‟365日勝ちに行くウエア”「ULTIMATE365TOUR」でのコーディネート。このウエアのイメージカラーで渋野も好きというブルーのポロシャツとスカートを着用。ジャガードパターンの設計により運動性能にも優れている。
2日目はパフォーマンスアパレルでのコーデで、初日とイメージをガラッとかえたパンツスタイル。黒の上下にアディダスの「スリーストライプス」が映え、精悍なイメージだ。

初日はブルーの「ULTIMATE365TOUR」で爽やかな、2日目は黒のパフォーマンスウエアで精悍なイメージ(写真は2023年ホンダLPGAタイランド 撮影/姉崎正)
3日目は2日目と同じ黒でもショートパンツスタイル。トップスはエンボスプリントが施された半袖のボタンダウンポロシャツで、汗を素早く吸収するAEROREADY素材が採用されたもの。
最終日は初日のコーデのホワイトバージョン。カラーが変わるだけでも、かわいらしさが加わり、違う印象を演出している。

3日目は2日目と同じ黒がベースだがエンボス加工された柄がお洒落。4日目は再び「ULTIMATE365TOUR」、白を基調としたコーデ
新たに4名のプロとフットウエア契約!
4日間のイベントを無事終了したアディダスから、さらにビッグなニュースが飛び込んできた! 渋野日向子、畑岡奈紗、大西魁斗らの契約アスリートに加え、佐藤心結、三ヶ島かな、岩﨑亜久里、吉田泰基とフットウエア契約を交わしたとのこと。佐藤、岩崎、吉田とはアパレル契約も結んでおり、最新のパフォーマンスアパレルを見にまとったプロたちの活躍が期待される。

岩﨑亜久里(左上)、三ヶ島かな(右上)、吉田泰基(左下)、佐藤心結(右下)。シューズの売れ行きとともに彼ら、彼女らの活躍にも注目だ
そしてこのグリップ力、安定感、快適性、ゴルフシューズに必要とされる要素において一切の妥協を許すことなく、限界まで軽量化して開発されたツアースパイクシューズ「ZG23」は3月3日に発売される。「コードカオス」からの人気が持続され、爆発的な人気となるのか? また記録を打ち立てるのか? 楽しみである。
