つかまるけれど引っかけない「やさしい手元調子」
「ディアマナWS」は「ディアマナ」シリーズの第6世代に当たるニューモデルで、系統としては手元調子のいわゆる「白マナ」の系譜に連なるシャフト。しかし、この「ディアマナWS」は、白マナ系についてまわる「ハードでアマチュアには手ごわい」という印象を覆す面白いシャフトだという。
プレステージ名古屋店の金子尚平さんも、「ディアマナWS」の扱いやすさは多くのゴルファーに打って試してみてほしいと話す。

ゴルフ5プレステージ名古屋店の金子尚平フィッター。プレステージ神戸店から名古屋店とオープンに際し異動してきた経験豊富なフィッター
「『ディアマナWS』はわかりやすく言うなら『やさしい手元調子』なんです。手元調子のシャフトは球がつかまりにくくハードヒッター向けという印象を持っていらっしゃる方が多いですが、この『ディアマナWS』はそんなことはありません。
先端剛性は高いものの、ガチガチに硬いのではなく普通の人でもしなりを感じられる動きがあり、適度に球もつかまってくれます。重量・フレックスのバリエーションが多いこともあり、パワーのない人でも手元調子の『引っかけない』安心感を享受しつつ、適度なつかまりを得られます」(金子さん)

手元調子なのに適度につかまってくれる安心感がある
とくにハマりそうなのは、引っかけに悩んでいる人やドローヒッター。
普段60g台のS前後のスペックを使っている人なら、1スペックダウンして50g台、さらに思い切ってやわらかめのRやSRにすれば「ディアマナWS」の強みを最大に生かして、ミスなく飛ばせるだろうと金子さん。

普段より軽め、やわらかめのスペックを選べばその性能を活かしやすいだろうと金子さん
「前提として、手元調子ならではの『左に行かない安心感』をきちんと備えたシャフトなのですが、それに加えて適度なつかまりがあるので、ハードな感じはありません。プッシュアウトなども出にくいので、ドローヒッターやフラットな軌道の方が、思ったとおりのつかまった球が打てるシャフトなんです。
さらにスペックを控えめにしてやわらかめのフレックスを選べばフェースの急激なターンも起こりにくく、ハードさとは違った味付けで引っかけや左方向へのミスを防いでくれます。この二律背反的で、ある意味矛盾した性能を兼ね備えているという点でいままでにない可能性を秘めたシャフトだと思います」(金子さん)

人気の最新ヘッドとの相性もよさそう
「ディアマナWS」は、重量・フレックス展開も豊富で、40g台のR2から80g台のTXまで、実に21スペックで展開されている。そのため上記のケース以外でも多くの人にマッチしやすいのも大きなメリット。
2月10日に発売されたばかりだが、ゴルフ5各店舗には豊富なスペックで試打シャフトを用意している。ぜひご来店のうえ、人気の最新ヘッドと組み合わせて試打してみていただきたい。