ゴルフには“スコアの壁”がつきもの。ビギナーを脱したアマチュアゴルファーに立ちはだかるのがスコア100の壁だ。これを乗り越え「100切り」を達成するにはどうすればいいか? プロゴルファー・兼濱開人が状況別に解説。今回はまだまだ肌寒さが残る今の時期だからこそ気を付けたい「ラウンド前の準備」について教えてもらおう。

4月が目前に迫り、日中は暖かい日も増えてきたものの、まだまだ朝方は肌寒さを感じる今の時期。とくに早朝からのラウンドでは「コースに出る前にしっかり体を動かしておきましょう」と兼濱は言う。

画像: まだまだ朝方は肌寒い今の時期、ラウンドの際にやっておきたい前準備とは?(写真はイメージ)

まだまだ朝方は肌寒い今の時期、ラウンドの際にやっておきたい前準備とは?(写真はイメージ)

「ストレッチで筋肉を伸ばすのも大事ですが、それ以上に血行を良くすることが大切です。寒いと血行も悪くなりますし、そんな状態でのラウンドは寝起きでいきなり運動するようなものです。両腕・両足を左右前後に反動を付けながら大きく振るだけでも効果がありますから、ストレッチよりも前に最低限それだけはやっておきましょう」(兼濱、以下同)

画像: 両腕・両足を反動を付けながら大きく振り、血行を良くしておこう

両腕・両足を反動を付けながら大きく振り、血行を良くしておこう

もし着込んでいるなら、両腕・両足を振る動きは「『厚着している状態だとこれだけ動きが悪くなるな』という確認もできて一石二鳥ですよ」と兼濱。

また、朝方は肌寒かったものの日が昇るにつれ暖かくなれば、上着は脱ぐことだろうが「その際も改めて両腕・両足を動かしておくと良いですよ」という。

「上着を脱げば、着ていたときと体の動かせる範囲も変わってきます。するとスウィングの力加減なども変わってきますから、もう一度どれだけ自分の体が動かせるのかをチェックする必要がありますね。とくに脱ぎたて・着たての際は要注意です。僕の場合だと、一度上着を脱いだらその状態でまた素振りをたくさんしないと感覚が馴染まないので、直前まで上着を着て打つときだけ脱ぐ、みたいなことはあまりしませんし、暑いなと思っても多少は我慢しますね。ぜひ参考にしてみてください」

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