
2023年のマスターズチャンピオンはジョン・ラーム。キャロウェイスタッフプレーヤーだ
ジョン・ラームはキャロウェイと用具契約を結ぶ看板選手。優勝した彼のキャディバッグの中身を覗いてみよう。
ドライバーは「PARADYM トリプルダイヤモンド」(10.5度)、FWフェアウェイウッドが「PARADYM トリプルダイヤモンドT」で3番と5番をチョイス。アイアンは「APEX TCB」で4番から9番、そしてPWがバッグイン。ウェッジは「JAWS RAW」の52度、56度、60度。パターがオデッセイ「ホワイト・ホットOG ロッシーS」だ。
キャロウェイの2023年モデルと言えば、プロ、アマ問わず飛ぶと、すでに話題となっている「PARADYM」(パラダイム)。ラームも試打の段階ですぐに気に入り、即使用を決定。今回の優勝も「PARADYM」の貢献度はかなり高い。しかし今回のマスターズでは忘れてならないゴルフギアがもうひとつある、ボールだ。

キャロウェイのツアーボール、クロムソフトシリーズには「クロムソフト」、「クロムソフトX」、「クロムソフトLS」の3モデルがある(写真はクロムソフトX)
キャロウェイの契約プロたちが使うのは「クロムソフト」シリーズ。この小さなボールの中にはドライバーにも負けない「飛びのテクノロジー」とウェッジにも負けない「スピンのテクノロジー」が詰め込まれている。
2022年にキャロウェイは新しい「クロムソフト」シリーズを開発するにあたり、ボールの中を視認できる「3D X線技術」を投入。いままで見ることのできなかったボールの内部を可視化することで、ボールの内部が設計値どおりに作られているか、構造にゆがみやズレはないか、より正確に確かめられるようになった。そしてたくさんのルールで縛られているボールをルールギリギリの精度で作れるようにもなった。もちろん、このことで品質もアップした。
目まぐるしく変わる天候、そして春の陽気から冬の寒さまで変化した気温。今年のマスターズで試されたのは選手の忍耐力と技術だけではない。どんな状況化においても変わらぬ高いパフォーマンスを生めるか? ボールの実力も試された。いやボールの性能を試すには絶好のメジャートーナメントだったのだ。

ドライバーショットからアプローチ、パットまで、1打たりとも気を抜くことができない、正確なスピンコントロールが必要とされる状況に加え、4日間違ったコースコンディション。ボールの性能が試される試合だった
そして舞台は魔物が棲むといわれるオーガスタ。米ツアーのトップでさえ読むことのできない風は空力性能がアップした「ヘックス・エアロネットワークパターン」が切り裂き、ホールによって強いられるドロー、フェードの打ち分けも、鏡のグリーンに止めるスピンコントロールも、今回ラームが多用したパターを使ったアプローチでも選手のオーダーに瞬時に反応、そしてスコアを積み重ねていった。

ラームの優勝だけではない、トップ10にはキャロウェイのボール「クロムソフト」シリーズを使うプレーヤーが3人。10位にはザンダー・シャウフェレもいた
3種類ある「クロムソフト」シリーズの中からラームが選んだのは「クロムソフトX」。インパクトではしっかりとしたフィーリングで、文字通りタフなコンディションでも強いボールが打てるボールだ。3つあるモデルの中から最適なボールを選べば、15番目のギアとしてゴルフ場であなたのプレーを支えてくれることだろう。

J・ラームの力とPARADYMとクロムソフトの力が導いたマスターズ優勝。ボールの力が試された試合だった
写真/Blue Sky Photos