今年もニュードライバー、ニューシャフトが続々と登場し、それらの組み合わせについてゴルフ5のフィッターたちは日々研究を進めているが、発売から半年を経過してもつねにフィッティングの最前線で活躍しているシャフトがあるという。それはフジクラの「スピーダーNXグリーン」だ。

「スピーダーNXグリーン」は、フジクラのフラッグシップモデルと言える「スピーダー」系列の最新作。2014年に初代モデルが発売された「スピーダーエヴォリューション」シリーズから大きく刷新された前モデル「スピーダーNX」が昨年大ヒット。それをさらに進化させたモデルだ。

画像: 「スピーダーNX」シリーズの2代目となる「スピーダーNXグリーン」。発売から半年を経ても人気が衰えない

「スピーダーNX」シリーズの2代目となる「スピーダーNXグリーン」。発売から半年を経ても人気が衰えない

他メーカーの最新モデルはもとより、フジクラからも「ベンタスTR」シリーズなどさらに新しいシャフトが続々登場するなかで「スピーダーNXグリーン」はいまだに人気が衰えず、ゴルフ5プレステージ神戸店でも人気上位をキープし続けているという。その理由は、使い手を選ばないバランスのよさと、最新ヘッドとの相性の良さにあるとゴルフ5のフィッターたちは考えているようだ。

ゴルフ5プレステージ神戸店のフィッター豊田世菜さんは、プレーヤーの球筋や腕や前を問わず多くのゴルファーが扱いやすい、振りやすいと感じるバランスのよさに人気の理由があると話すが、なかでも「スピーダーNXグリーン」を提案したことで、コスり気味のスライスが強いフェードに変わったケースが印象的だという。

画像: ゴルフ5プレステージ神戸店のフィッター豊田世菜さん。お客さまのニーズをしっかりくみ取るコミュニケーション力の高い接客が人気

ゴルフ5プレステージ神戸店のフィッター豊田世菜さん。お客さまのニーズをしっかりくみ取るコミュニケーション力の高い接客が人気

「すごく素直なシャフトですが適度な走り感やつかまりがあって、分厚いインパクトが得られるんです。テーラーメイドの『ステルス2プラス』やキャロウェイの『パラダイム◆◆◆』といったスピン量が少ない最新ドライバーを、ロフト多めで選んで『スピーダーNXグリーン』と組み合わせるとすごくいいフェードボールが出るようになって、ご満足いただいたケースが何例もありました」(豊田さん)

ロフトが多めなら入射角が鋭角になりがちなスライサーでも球が上がりやすく、ハードに感じがちな「パラダイム◆◆◆」や「ステルス2プラス」の低スピン性能とマッチして高弾道・低スピンになりやすい。
またこの2モデルはいずれもウェイトの位置を調節できるが、それも最適弾道を得やすい要因になっているという。

画像: フェードヒッターにはロフトが多めのヘッドにしっかりとしたフレックスを組み合わせるのがおすすめ

フェードヒッターにはロフトが多めのヘッドにしっかりとしたフレックスを組み合わせるのがおすすめ

「『パラダイム◆◆◆』はヘッド前後の2個のウェイトの重さを変えられるので重心深度を調節でき、『ステルス2プラス』は左右にスライドするウェイトで重心距離が調節できるんです。これにネックの調節機能を加えれば、かなり細かな微調整ができます。『スピーダーNXグリーン』の振りやすさや分厚い当たりが、これらのヘッドの性能を最大限に引き出してくれるので、弱々しいスライスに悩んでいた方も、強いフェードを手に入れられると思います」(豊田さん)

画像: 「パラダイム◆◆◆」や「ステルス2プラス」はウェイトの調節で細かな弾道調節ができる

「パラダイム◆◆◆」や「ステルス2プラス」はウェイトの調節で細かな弾道調節ができる

一方で「スピーダーNXグリーン」の素直さは、フェードヒッターだけでなくドローヒッターにも合う。まさにこの、使い手を選ばないバランスのよさと、最新ヘッドとの相性の良さこそが、「スピーダーNXグリーン」最大の特徴だろうと、ゴルフ5プレステージ神戸店のフィッター濱西剛史さんは話す。

画像: ゴルフ5プレステージ神戸店のフィッター濱西剛史さんはドローヒッターのフィッティング事例を紹介してくれた

ゴルフ5プレステージ神戸店のフィッター濱西剛史さんはドローヒッターのフィッティング事例を紹介してくれた

「素直な中調子で変なクセがないのですが、先端剛性をしっかり確保してあるので、振りやすくて適度につかまるのに引っかけにくいんです。これはドローヒッターにとってはすごく大きなメリット。私の担当したお客さまでも、最新ヘッドに『スピーダーNXグリーン』を組み合わせておすすめしたら一気に飛距離が伸びたという方が何人もいらっしゃいます」(濱西さん)

具体的にはキャロウェイの「パラダイム」に「スピーダーNXグリーン」の50Sを組み合わせた例などが印象的だという。
ポイントはロフトを少なめにして、シャフトは少しスペックダウンをしたことだという。

画像: ドローヒッターには、シャフトは少し軽めが振りやすく大きなミスが出にくい

ドローヒッターには、シャフトは少し軽めが振りやすく大きなミスが出にくい

「ドローヒッターにありがちなややアッパーな軌道の方には、ロフトを減らして球が上がりすぎないようにするのがポイント。この方は60g台のシャフトでもしっかりと振れるパワーはあるのですが、あえて軽めの50g台にすることでラウンドの後半に疲れたときや力んだときなどにシャフトが寝てしまうリスクを減らしました。引っかけないから思い切って振れて飛距離が伸びたと喜んでいただきました」(濱西さん)

画像: ロフトは少なめを選び、球が上がりすぎないような配慮をした

ロフトは少なめを選び、球が上がりすぎないような配慮をした

別のケースで、もう少しヘッドスピードが速めのお客さまには、「ステルス2プラス」の9度に「スピーダーNXグリーン」の60Sを提案したというが、これも同じコンセプト。

どちらのヘッドもウェイトポジションをトウ・ヒール方向に変更できるので、これでつかまり具合を調節することにより、シャフトの引っかけにくさを補強したり、少しつかまりを補うという味付けもできる。

画像: ウェイトの調整でつかまり加減がベストになるようにセッティングしたい

ウェイトの調整でつかまり加減がベストになるようにセッティングしたい

もちろんこれらのヘッド以外でもOKですし、球筋やクセなどに応じて私たちがしっかりとフィッティングしてご提案しますので、ぜひ一度試打をしにいらっしゃってほしいですね」(濱西さん)

人気が続くロングセラーには理由がある。「スピーダーNXグリーン」は、今後「名器」と呼ばれる存在になっていく可能性は高い。ぜひ一度ゴルフ5に足を運んでいただき、打って振り心地を確かめてみていただきたい。

ゴルフ5プレステージHPリンク

This article is a sponsored article by
''.