グラファイトデザインから2022年に登場した「aG19」は、HS40m/s前後のゴルファーを対象に開発されたもの。「ツアーAD」に代表される男子プロや上級者に高い使用率を誇る同社のモデルの中にあって、ゆったりと振って良い結果が出ると、一般アマチュアや女子プロにいま注目されている。このシャフトを、ふたりのアマがフィッティングして試打してみると‥。

異なる剛性設定でアマのスウィングに対応

「aG19」のターゲットはHS35〜43m/sで、ドライバーの飛距離と安定感が欲しいゴルファー。つまり、アベレージゴルファーそのものだ。

そんなゴルファーが「もっと飛ばそう」「もっと強く打とう」とすると、スウィングテンポが乱れてしまいミスショットが出る。そこでゆったりと振れて良い結果が出るようにと開発にされたのが「aG19」だ。

画像: ヘッドを走らせるために「aG19」では新素材2G-Namd™️を先端に使用した

ヘッドを走らせるために「aG19」では新素材2G-Namd™️を先端に使用した

軟らかさを感じながらゆったりと振れ、それでいてスウィングのエネルギーを最大限にボールに伝える。そんな特性を「aG19」は

①手元を軟らかく(クラブの重さを感じて、初動時と切り返し時の力みを抑制)、
②中間部を硬く(手元のエネルギーを増大させて加速)、
③先端部に新素材2G-Namd™️を使用(エネルギーロスを抑えてヘッドを走らせる)、
と異なる剛性設定を一本のシャフトにまとめることで実現している。

画像: 「『aG19』はツアーADとはまったく異なる性格のシャフト」とフィッティングをお願いした平野さん

「『aG19』はツアーADとはまったく異なる性格のシャフト」とフィッティングをお願いした平野さん

フィッティングをお願いしたのは「クールクラブススイング碑文谷店」のカリスマフィッター、平野義裕さん。平野さんはすでに「aG19」を試打、「先調子なので右に曲がりやすい人に向いています。『ツアーAD』シリーズと比べると、同じ硬さ表示でも軟らかめなのでリリースの早い人、切り返しの早い人にもおすすめです」と評価する。

ふたりのアマチュアゴルファーには同じ先調子でも手元がしっかりとした「ツアーAD CQ」(以下CQ)も同時に試打してもらった。

画像: 「手元がしっかりとして先調子の『CQ』はHSが速くて右に行かせたくない人向けのシャフト」と平野さん

「手元がしっかりとして先調子の『CQ』はHSが速くて右に行かせたくない人向けのシャフト」と平野さん

ヘッド重心との相性を考えてフィッティング

HC5.4の金井将能さんがまずは「aG19」の6Sを打つ。HSは42m/sとテスターとして申し分なし。

「クセがなくて振りやすい。切り替えしのタイミングもバッチリ合います」と何発打っても高弾道で真っすぐ。フェアウェイを外さない。ただし弾道の高さが悩みの種で、「もっと低くしてランを出したい」というのが願いだという。

続いて「CQ」の6S。平野さんは「手元が硬いから振動数的には高い数値が出て、それでいて先が走るシャフトです」と説明すると、「確かに全体的なしなり感がなくて、余計な動きが感じられない」と金井さん。こちらも「aG19」と同じ高弾道で曲がりが少なく、飛距離の差も小さい。フィーリングの差が大きかったようだ。

画像: 金井さんは「aG19」と「CQ」では同じ先調子でもまったく別物の振り心地を感じた

金井さんは「aG19」と「CQ」では同じ先調子でもまったく別物の振り心地を感じた

ショットデータを見て平野さん、「どちらもボールをヒットするときのロフト、ダイナミックロフトが21度以上と大きすぎて、そのために打ち出し角やスピン量が増えています。高さは出るけどランが少なくて距離をロスしている。これは試打ヘッドが深重心すぎるのにも原因がありそう」と分析。そこで浅重心のものに替えて打ってみると。

今度は差がはっきりと出た。「CQ」は高さがやや低くなったものの相変わらず高めなのに対し、「aG19」は適正な高さでスピンも減ってランが出るように。ダイナミックロフトは18.3度とほぼ3度も少なくなり、当然、距離も伸びている。

画像: 浅重心ヘッドとの組み合わせでダイナミックロフトが減りすべてのショットデータが向上した

浅重心ヘッドとの組み合わせでダイナミックロフトが減りすべてのショットデータが向上した

「これまでハードめのシャフトを使ってきたけど、今回『aG19』を打って、自分にはこういうタイプのシャフトが合っていることがわかりました。目からウロコが落ちた気分です」と金井さん。

「硬いシャフトや重心が深いヘッドはダイナミックロフトが大きくなりやすく、軟らかいシャフトや重心が浅いヘッドだと小さくなる傾向があります。金井さんは「aG19」と浅重心ヘッド、このマッチングがベストですね」

最適重量で振りやすさがさらにアップ!

続いてのテスターは小沢正裕さん。アベレージ90の腕前で、ドライバーは「球が上がらないのと、左右に散らばるのが悩み」だという。こちらもHSは42m/s前後。

「aG19」5Sでは「先が軟らかく感じられ、その分つかまりがいいのか、右へのミスが少なくなった」というものの、高さは出ず。

画像: 5Sだと方向性は安定したもののまだ弾道の低さは解消されなかった

5Sだと方向性は安定したもののまだ弾道の低さは解消されなかった

「CQ」5Sには「硬い感じがしてハードな印象」とコメント。ショットデータを見ても「aG19」の方がいい傾向なので、平野さんは「aG19」の6Sを小沢さんに勧める。すると「これは振りやすい!」との言葉がそのまま結果に現れた。

球が高くなり、それでいてスピン量は少なめに。方向性が安定してミート率も向上した。「10グラムくらいの違いでこんなに結果が変わるとは」と打った本人がビックリ。

「『aG19』はアマチュアにとってとても振りやすいシャフト。加えてその重量が小沢さんにピッタリ合ったことで、とてもいい結果になりました」と平野さん。

画像: 「これは振りやすい!」と「aG19」6Sで憧れの高弾道ショットを実現した小沢さん

「これは振りやすい!」と「aG19」6Sで憧れの高弾道ショットを実現した小沢さん

飛ばしたい、真っすぐ打ちたい‥。ドライバーに対するアマチュアの願いを紐解けば、打ち出し角やスピン量、タイミングの取りやすさや振り心地にたどりつく。理想弾道の実現に「aG19」の力を借りてみてはいかがだろう。きっとお役に立ってくれるはずた。

グラファイトデザインらしさ満載。
振りやすさと強さを兼ねそなえた「aG19」

グラファイトデザイン「aG19」公式ページはこちら

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