シニアツアーの夏の風物詩となった「ファンケル クラシック」(賞金総額/6,300万円(優勝1,500万円))が8月18日(金)〜20日(日)に裾野カンツリー倶楽部(静岡県裾野市)で開催される。22回目を迎える今大会は、今年シニアデビューを果たした片山晋呉をはじめ、シニアのトップ選手が集結。経験豊富なプロたちが繰り出すスーパーショットを、会場やテレビでチェックしよう!

誰もが手にしたいビッグタイトル

「シニアの元気が日本の元気!!」のスローガンを掲げて、2001年に始まった「ファンケルクラシック」。当時は、バブル経済崩壊による不況が日本を襲い、プロゴルフツアーのスポンサーも減少。特にシニアツアーは厳しい状況下にあった中、シニアプロが活躍する場を広げ、その姿をシニア層の奮起につなげ、日本経済に活気を与えたいとの願いを込めてスタートした大会だ。

画像: 今年で22回を迎える「ファンケルクラシック」はゴルフファンにとって見逃せない大会

今年で22回を迎える「ファンケルクラシック」はゴルフファンにとって見逃せない大会

過去大会には、現・読売ジャイアンツの原辰徳監督が参戦するなど話題性もあり、第10回大会では、はじめて観客動員2万人を突破。今では「誰もが手にしたいタイトル」と言われるほど、シニアツアーの核となる大会になっている。

錚々たるメンバーが優勝トロフィーを手にしてきた。第1回大会から髙橋勝成が3連覇を達成すれば、室田淳は通算4度の優勝。尾崎健夫と羽川豊は連覇を果たし、17回大会では米山剛がシニア史上初の5人のプレーオフを制すなど、大記録も生まれている。

昨年大会は、鈴木亨が初日から首位を守る完全優勝を成し遂げた。優勝を決めた最終日の最終ホールを2位に4打差を付け単独トップで迎えると、ティーショットでレイアップを選択する的確なコースマネジメントでパーセーブ。シニア6勝目をマークした。

画像: 昨年大会は鈴木亨が初日からトップを走り完全優勝。2位はT.ウィラチャン(タイ)

昨年大会は鈴木亨が初日からトップを走り完全優勝。2位はT.ウィラチャン(タイ)

片山晋呉、谷口徹、宮本勝昌ら
人気選手の活躍に期待

いよいよ開催が迫った今大会のみどころは、人気と実力を兼ね備えた選手たちが出場することだ。今季もレギュラーツアーで優勝争いを演じている宮本勝昌や、レギュラーツアー通算20勝、シニアツアーでも2勝を挙げている谷口徹、そして海外シニア大会にも積極的に挑戦している藤田寛之など。

今季シニアデビューを果たした片山晋呉は、「シニアツアーでは新人なので新鮮な気持ちで楽しんでいます。早くシニアでの1勝目を挙げたいと思っているのでファンケルも頑張ります」と、裾野でのシニア初優勝を見据えている。

前年覇者の鈴木亨も、「私がシニア入りする前から続くスケールの大きな大会。昨年は、ここで優勝できたことで、その後の試合も良い形でプレーできた」と、シニアツアー後半戦のスタートとなる試合での連覇に向かって調整を続けている。

画像: 片山(左)や藤田(右)、谷口といった若手シニアがどんなプレーを見せてくれるのか

片山(左)や藤田(右)、谷口といった若手シニアがどんなプレーを見せてくれるのか

女子シニアのエキシビションマッチを新たに開催

常にギャラリーを楽しませる施策を行っているのも大会の魅力だ。今年は、シニア全体の元気を応援しようと、新たに女子シニアのエキシビションマッチ(賞金総額200万円)を併催する。

8月19日(土)~20日(日)に、JLPGAレジェンズツアーで活躍中の表純子、久保樹乃、斉藤裕子、佐々木慶子、高橋美保子、肥後かおりが出場予定。こちらも白熱したプレーが見られそうだ。

画像: 表純子(左)、久保樹乃(右)らの女子シニアの円熟したプレーも今年のお楽しみ

表純子(左)、久保樹乃(右)らの女子シニアの円熟したプレーも今年のお楽しみ

勝負のカギを握る14番・18番ホールに注目

舞台となる裾野カンツリー倶楽部でまず注目したいのが、これまで多くのドラマを生んできた18番ホールのパー5だ。毎年、最終日は勝負を賭けて、多くの選手が池越えの2オンを狙ってくる。しかし、ティーショットはドッグレッグで狙い所が狭くなり難易度がアップ。また、仮にティーショットでフェアウェイを捉えても、セカンドは左足下がりのライで、グリーン手前には池もあることから、チャレンジングなショットとなり、的確なマネジメントが要求される。

画像: 狙うか刻むか、最終日の18番パー5は劇的なドラマが生まれるホールだ

狙うか刻むか、最終日の18番パー5は劇的なドラマが生まれるホールだ

優勝争いでは、14番ホールもキーとなる。池のからむ緩やかな打ち下ろしのミドルで、ホール難易度は常に上位にランクされる。池がグリーン右手前まであり、グリーンも右手前から左奥へと斜めに奥行きがあるため、ティーショットは右サイドがベスト。左に落とすとノーチャンスとなる。

前年のファンケルクラシックでも、初日から最終日まで通して最も難易度の高かった14番ホールは、今年も見どころの一つになるだろう。

画像: 裾野CCの後半は息の抜けないホールが続き、中でも池がらみの14番はその代表だ

裾野CCの後半は息の抜けないホールが続き、中でも池がらみの14番はその代表だ

なお、大会の模様はBSテレビ東京にて、8月19日(土)は12:00〜14:30、20日(日)は12:00〜15:00(※20日は延長有り)まで、いずれもLIVEで放送される。

家族みんなで楽しめるイベントが盛りだくさん!

大会期間中、会場内には様々なブースが出展される。「UVスコープ」で毛穴やメラニンの状態を確認できる「肌チェックコーナー」や、目・脳・骨 の健康状態を知ることができる「健康チェックコーナー」は、女性のみならず男性にも利用してもらいたいサービス。さらに子供たちが楽しめる縁日ブースなどがある「キッズパーク」も展開。夏休みの思い出づくりにもなるはずだ。

画像: 会場には「肌チェックコーナー」や「健康チェックコーナー」などファンケルならではのブースを展開

会場には「肌チェックコーナー」や「健康チェックコーナー」などファンケルならではのブースを展開

他にも、おすすめの化粧品や健康食品が特別価格で購入できる「特別販売コーナー」や「プロとの写真コーナー(チャリティ)」、「プロ直伝!ゴルフクリニック」、「チャリティグッズ販売」、「優勝者あてクイズ」などのイベントの開催が予定されている。

画像: 家族で楽しめるよう「ファンケルクラシック」では毎年「キッズパーク」を常設

家族で楽しめるよう「ファンケルクラシック」では毎年「キッズパーク」を常設

第1回大会より収益金を大会開催地である裾野市などに寄付を行い、第7回大会からは「ファンケル クラシック基金」を設立。大会を通じた社会貢献活動も行っている。

会場へはJR三島駅より無料シャトルバスを運行。夏のゴルフのビッグイベント、ぜひ会場でシニアプロたちの楽しく真剣なプレーを見てほしい。

【大会概要】
開催日:8月19日(土) 20日(日)
開始時間:7時50分(予定)
賞金総額:200万円(1位100万円 2位50万円 3位20万円 4~6位10万円)

詳細は下記、大会ページをチェック!

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