「三菱電機レディス2023」の練習日に前週優勝の菅沼菜々をキャッチ。手にしたドライバーを見せてもらうとダンロップ「ゼクシオX」の新モデルだった!?

「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」で今季2勝目を飾った菅沼菜々。優勝会見では投入した「新しいXドライバーがすごく自分に合って、いつも以上にフェアウェイに行ってくれた」とパットとともに優勝の要因になったと話していた。

画像: ダンロップ「ゼクシオX」の新モデルと思われるドライバーを投入し、今季2勝目を飾った菅沼菜々は「三菱電機レディス2023」で2週連続優勝を狙う

ダンロップ「ゼクシオX」の新モデルと思われるドライバーを投入し、今季2勝目を飾った菅沼菜々は「三菱電機レディス2023」で2週連続優勝を狙う

今週もコンビを組む川口大二キャディに振り返ってもらうと「ドライバーの方向性が良かった」と話してくれた。

「ラフが深かったのですが縮こまらずにしっかりと振れていました。今まで何度もコンビを組んできましたが、優勝争いのプレッシャーのなかでここまで曲がらなかったのは初めてでした」(川口大二キャディ)

ダンロップの鎌田ツアー担当によると、特に左への曲がりを嫌がる菅沼は8.5度のヘッドにネック調整機能を使ってフラットに調整して渡したという。

「2週前からテストを開始して、先週渡した練習ラウンドで新旧モデルを打ち比べてみたら、前作よりも必ず前に飛んでいましたし、曲がりの幅も少なくなっていました」

本人やキャディ、ツアー担当者の話を総合すると、飛距離が伸び、方向性も改善されたということになる。それまでの「ゼクシオX」よりも、恐らくスウィートエリアが広がったことによって初速が出て方向性も良くなったことは想像できる。

画像: 左へのミスを嫌う菅沼はロフト8.5度のヘッドをネック調整機能でフラットに調整する

左へのミスを嫌う菅沼はロフト8.5度のヘッドをネック調整機能でフラットに調整する

そのドライバーを練習場で見せてもらうと、もうダンロップ「ゼクシオX」の新モデルといっていいだろう。

前作もクラウンにあったダウンスウィングでヘッドのブレを防ぐ凹凸が二段に増えていることも安定した方向性の要因にもなったはずだ。

左へのミスを嫌がる菅沼が選んだシャフトは、三菱ケミカル「テンセイプロホワイト1k」の50グラム台のSシャフト。長さ45.25インチで総重量は304グラムとの表記。長く使っているシャフトは変えずにヘッドだけを新モデルにチェンジしたのだが、投入した週に発表前のモデルで勝利を挙げたレアなケースになったといえるだろう。

5UTも新モデルへチェンジし、今週は4W、7Wもテスト中とのこと。新しいモデルへの衣替えは着々と進んでいるようだ。

他には青木瀬令奈も先週から同じく「ゼクシオX」の9.5度を投入しているようだ。FWキープは48/56で全体の3位と相変わらずの高いFWキープ率を保持していた。まもなく発表になるであろう新モデルのドライバーに今週も注目が集まりそうだ。

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