「ヤマハレディースオープン葛城」で今季初優勝、通算10勝目を飾った小祝さくら。上がり5ホールで4つのバーディを奪ったスウィングをプロゴルファー・中村修が解説。

黄金世代一番乗りの10勝目を飾った「ヤマハレディースオープン葛城」でしたが、首位から5打差で出た小祝さくら選手は、最終日の13番パー4でボギーにすると、そこから上がりの5ホールで4バーディを奪い単独首位でホールアウト。後に続く岩井千怜、竹田麗央選手らは追いつけずに1打差で優勝を手にしました。

2戦目、3戦目と最終日最終組から優勝を逃し「悔しさしかない」と珍しく囲み会見で気持ちをにじませ、4戦目の「アクサレディス」は16位で終え、5戦目で勝利をつかむ強さを見せてくれました。

画像: 黄金世代一番乗りの10勝目を「ヤマハレディースオープン葛城」で飾った小祝さくら(写真/岡沢裕行)

黄金世代一番乗りの10勝目を「ヤマハレディースオープン葛城」で飾った小祝さくら(写真/岡沢裕行)

2日目の中止を挟んで4日間現地で見ていましたが、小祝選手のショット力というか、修正能力を上げてきたという印象です。

辻村明志コーチの元で上田桃子、吉田優利といった選手と切磋琢磨しながら多くを学び、ここ2年間は吉田直樹コーチの元でフェード、ドローのコントロールを学んできました。

今季はコーチを付けずに参戦していますが、これまで学んできたことを自分で考えショットを調整し、立て直す力がついてきたことが好調を維持している大きな要因になっています。

ドローが強くなっていた時期の小祝選手は、インパクト付近で体の回転を止めクラブを走らせる動きが強く、引っかけるミスが見られていました。

吉田コーチの元で試合でもフェードを打つことで、クラブ軌道やフェース向きのコントロールを覚える2年間を過ごしていました。

画像: テンポよくテークバックし、地面を踏み込みながら切り返す(写真/中村修)

テンポよくテークバックし、地面を踏み込みながら切り返す(写真/中村修) 

吉田コーチに師事する2年前と大きく変わったのは、見た目でいえば、右肩がターゲットを指すようなフィニッシュの形です。しかし、本質は体の回転を止めずに打てるようになったことでフェースの開閉のタイミングやインサイドアウトになり過ぎないクラブ軌道のコントロールを自分の状態に合わせてできている点です。

画像: 体の回転を止めずにドローを打つことで左への引っかけを防ぐ(写真/中村修)

体の回転を止めずにドローを打つことで左への引っかけを防ぐ(写真/中村修)

開幕から9位タイ、2位タイ、2位、16位タイ、優勝とポイントランクでもトップに立ち好スタートをきった小祝選手。今シーズンの女王争いの有力候補になることは間違いないでしょう。

This article is a sponsored article by
''.