全米女子組も帰国し、またアツい戦いが繰り広げられると予想される宮里藍サントリーレディス2024 ~全英女子への道~ が明日から開幕。昨年大会のプレーバックから会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を紹介!

6月6日(木)~6月9日(日)宮里藍サントリーレディス2024~全英女子への道~

画像: 2023年サントリーレディス(撮影/姉崎正)

2023年サントリーレディス(撮影/姉崎正)

会場:兵庫県 六甲国際ゴルフ倶楽部/18ホール、6526ヤード、パー72)
賞金総額:1億5000万円、優勝賞金:2700万円

2018年度から大会アンバサダーに宮里藍を迎え、大会名に冠されることになった。

優勝者及び2位の選手には、8月に開催されるAIG女子オープン選手権への出場権が付与される。

プレーバック2023

画像: 岩井千怜が23アンダーという好成績で優勝。(撮影/姉崎正)

岩井千怜が23アンダーという好成績で優勝。(撮影/姉崎正)

画像: シーズン2勝目を挙げた(撮影/姉崎正)

シーズン2勝目を挙げた(撮影/姉崎正)

  

最終日、岩井千怜が後続に5打差をつけて単独首位でスタート。

11番で元世界ランキング1位の申ジエに1打差まで迫られるも、最終ホールでは5打差まで差を広げ、4日間で1イーグル、23バーディ、2ボギーの23アンダーというスコアで見事優勝、シーズン2勝目を挙げた。

 

主な副賞(2023)

「AIG女子オープン選手権」出場権、ザ・プレミアム・モルツ1年分、神戸ビーフ(サーロイン部位)1頭分

画像: 副賞としてザ・プレミアム・モルツ1年分が贈られた。(撮影/姉崎正)

副賞としてザ・プレミアム・モルツ1年分が贈られた。(撮影/姉崎正)

プロゴルファー兼みんゴル特派記者中村修が語る注目選手

会場の六甲国際ゴルフ倶楽部は西と東で全36ホールあるコースで、今回はどちらのコースも使うことになっているのですが、西と東のグリーンで使われているベント芝の種類がそれぞれ違うというのがキーポイントになってきそうです。

明日に向けて硬さとスピードはなるべく揃えられるはずですが、それでも多少芝の違いが出てきそうなので、それに上手く対処できる選手が上位に上がってくるとみています。天気もよく、今日のプロアマよりもさらに速さが出てくると予想していますが、先週のヨネックスCCは雨の影響もあって遅いグリーンだったので、その違いへの対処も重要でしょう。

また、本大会の上位2名にはセント・アンドリュースで開催される全英女子への出場権を与えられるとあって、意欲的な選手が多いはずです。全米女子からの帰国組は疲れもあるとは思いますが新な気持ちで挑んでくるでしょうし、4日間目が離せない展開になりそうです。

菊地絵理香

画像: 菊地絵理香(2024年富士フイルム・スタジオアリス女子オープン、撮影/大澤進二)

菊地絵理香(2024年富士フイルム・スタジオアリス女子オープン、撮影/大澤進二)

プロフィール
穴井詩、申ジエらと同じ2008年80期生。プロ入り後はなかなか勝てない日々が続いたが、プロ8年目の2015年に初優勝を遂げ、昨年のニトリレディスまでの8年間で通算6勝を挙げている。ニトリレディスでは申ジエ、岩井明愛とのプレーオフを制しメンタルの強さを見せた。

2024年度スタッツ(6月4日時点)
メルセデス・ランキング:23位/フェアウェイキープ率:73.9872%(12位)/年間トップ10回数:11回(18位)

中村のコメント
先週のヨネックスレディスではパッティングが決めきれず順位こそふるわなかったものの、ショットの精度がとてもよく、フェアウェイキープ率もパーオン率も十分。今週はパットがハマれば上位にくると予想しています。

竹田麗央

画像: 竹田麗央(2024年リゾートトラストレディス、撮影/大澤進二)

竹田麗央(2024年リゾートトラストレディス、撮影/大澤進二)

プロフィール
櫻井心那、川﨑春花らと同じ2022年94期生。今シーズン既に3勝を挙げ、トップ10回数は13試合中9回。リゾートトラストで世界ランキングが45位にアップしたことで出場できた全米女子オープンでは、初めての海外の試合にもかかわらず堂々と9位フィニッシュ。全英オープンやエビアン選手権出場にも十分チャンスがある勢いのある若手。

2024年度スタッツ(6月4日時点)
メルセデス・ランキング:1位/ドライビングディスタンス:261.45Y(1位)/平均ストローク数:69.7679(1位)

中村のコメント
もはや注目選手から彼女の名前は外せないでしょう。メルセデス・ランキング、獲得賞金、平均ストローク、トップ10回数、バーディ数など多数のスタッツで1位。9位だった全米女子でも手応えを感じたようで、全米女子プロへの出場意欲も満点。アメリカで更に磨かれたであろう技術に期待です。

高橋彩華

画像: 高橋彩華(パナソニックオープン、撮影/大澤進二)

高橋彩華(パナソニックオープン、撮影/大澤進二)

プロフィール
稲見萌寧、河本結らと同じ2018年90期生。2019年に賞金ランキング19位でシードを獲得し、翌年の全米女子オープンで初出場11位。2022年にはフジサンケイレディスクラシックで初日から首位をキープする完全優勝で初優勝を挙げた。

2024年度スタッツ(6月4日時点)
メルセデス・ランキング:9位/パーセーブ率:88.7566%(3位)/リカバリー率:68.8596%(7位)

中村のコメント
今シーズンは14試合に出場しトップ10が8回。先週のヨネックスレディスでも優勝争いに絡み2位タイという成績でした。本来、速いグリーンを得意とする彼女ですが、先週は遅いグリーンにもしっかり対応して3日間の平均パット数は29.33。速さの違うグリーンでも十分に対応する技術があること、今週はグリーンコンディションがよくスピードが出ることを踏まえ注目したいです。

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