6月20日から4日間の日程で開催される「アース・モンダミンカップ」。その練習日に選手がシューズのフィッティングをしている場面に遭遇。現地からのレポートをお届けします。

「アース・モンダミンカップ」はカメリアヒルズCCで開催される4日間大会だが、なんといっても優勝賞金5400万円というビッグトーナメント。そして、優勝賞金だけでなくかなり豪華な特別賞も用意されている。

ざっと紹介すると、ホールインワン賞はすべてのパー3ホールに予選から最終日まで賞金がかけられていて、4番ホール800万円、9番ホール500万円、13番ホール500万円、15番ホール800万円(期間中に同ホールでの達成者が複数いた場合は均等割り)、4つあるパー5ではイーグル賞100万円(決勝ラウンドのみ達成者全員)、3日目、最終日のベストスコア賞100万円、優勝した選手のキャディに対してベストキャディ賞100万円、さらに最多バーディ賞100万円、コースレコード賞100万円、3番、8番ホールのドライビングディスタンス賞100万円など。高額賞金に、選手も目の色を変えて積極的にピンを狙うプレーが見られるトーナメントになっている。

練習日に新しいクラブやシャフトをテストする場面はよく見られる光景だが、シューズのフィッティングをして選手に配布する場面は珍しい。今回は「フットジョイ」の新モデル「PROLITE」(プロライト)の新モデルのフィッティングを取材した。

「PROLITE」はツアーで人気の「Pro/SLX」のアウトソールのテクノロジーを応用し、安定性と高いグリップ力を持ちながらも軽量で柔らかいシューズだとフットジョイの六車拓人氏はいう。

ソールには適度は厚みがあってクッション性を持たせていることが見て取れるが、柔らかすぎずにしっかりと地面を踏ん張ることができる安定性も持たせてあるようだ。ソール面を見ると縦方向に溝が刻まれ横方向にズレないような形状になっていて、斜面やラフからのショットでも安心してスウィングできそうだ。

画像: フットジョイ「PROLITE」を「アース・モンダミンカップ」の練習日に女子プロたちが試し履きした

フットジョイ「PROLITE」を「アース・モンダミンカップ」の練習日に女子プロたちが試し履きした

つまり横方向にズレることなくクッション性に優れ、歩き疲れのしない軽量モデルということのようだが、試し履きした選手のコメントを紹介しよう。

「元々スパイクレスは好きではなかったが、フットジョイは滑らなくてスパイクレスを好きになったきっかけ」とスパイクレス派の原英莉花。残念ながら用意されていたサイズがわずかに小さくて再テストとなったが、履いた感触は悪くない様子。

画像: 残念ながら用意されていたサイズが合わずに再テストとなった原英莉花は「フットジョイのシューズでスパイクレスが好きになった」という

残念ながら用意されていたサイズが合わずに再テストとなった原英莉花は「フットジョイのシューズでスパイクレスが好きになった」という

試し履きするなりオーダーした権藤可恋は「柔らかい感触で履きやすくて、今使ってるモデルのストックが終わったら履き替えます」と納得の履き心地だった様子。ダイヤルで締めるボアタイプではなく紐を好む理由を聞いてみると「シューズの紐を締めていると、これから行くぞ!って気持ちになるんです」とスタート前にスイッチを入れるきっかけになるようだ。

画像: 早速オーダーした権藤可恋は「紐を締めることで、行くぞっっていう気持ちになります」と心のスイッチを入れるきっかけになるという

早速オーダーした権藤可恋は「紐を締めることで、行くぞっっていう気持ちになります」と心のスイッチを入れるきっかけになるという

スーツを着てネクタイを締める、医者なら白衣を着るなどと同じように女子プロにとってはゴルフウェアに袖を通し、シューズの紐をしっかりと締めるときが、戦いの場に向かう心のスイッチを入れるきっかけになっているのは印象深い。

画像: 滑りにくく軽量で柔らかい履き心地が女子プロたちにも選ばれている

滑りにくく軽量で柔らかい履き心地が女子プロたちにも選ばれている

とはいえ、手軽に自分の好みに締めたり緩めたりできるボアシステムはハーフターンでランチを挟む一般ゴルファーにとって、そのメリットは大きいだろう。

ボアや紐だけでなく、スパイクの滑りにくさや安定性を好むも良し、突き上げ感のないスパイクレスの歩きやすさを好むも良し、自分にとって疲れにくいシューズ選びはスコアメークに一役買ってくれるはずだ。

写真/中村修

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