予報通りの悪天候となりコースコンディション不良のため4時間半遅れてスタートしました。グリーンが止まるコンディションになったためピンを積極的に攻めるプレーでスコアを伸ばしたのは、12番ホールまで終え5アンダーで河本結、17番まで終えた渡邉彩香が4アンダー、同じく4アンダーに柏原明日架、新垣比菜、尾関彩美悠、吉本ひかる、佐久間朱莉、安田祐香、@吉崎マーナと続いています。
![画像: 全米女子オープンを二度制した笹生優花は3アンダー(暫定10位タイ)で9ホールを終えた](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/10/04/63cd0fb65b39695bb20f43b99bcfc74be4768e7c.jpg)
全米女子オープンを二度制した笹生優花は3アンダー(暫定10位タイ)で9ホールを終えた
今日注目したのは、二度目の「全米女子オープン」を制し、凱旋参戦する笹生優花、小祝さくら、安田祐香の組に9ホール付いて歩きました。
![画像: 出だしの3ホールの打ち上げの距離感もピタリと合わせチャンスメーク](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/10/04/0ef08f4952e90d6eea762c01a59004330f2f192d.jpg)
出だしの3ホールの打ち上げの距離感もピタリと合わせチャンスメーク
出だしの1番打ち上げのパー4から小祝さくら選手を20ヤード以上オーバードライブすると、ピン2メートル強に付けチャンスメークするも惜しくも入らず。2番打ち上げのパー4でも1メートル少しを外しましたが、3番の490ヤードで打ち上げのパー5では2打目をUTで5メートルに2オンさせバーディとします。
6番パー3ではラインが見えたのか、迷わずにスッとストロークしてバーディを決めると、打ち下ろしの8番パー5で2オンを狙いグリーン手前のバンカーからしっかりとバーディを奪います。圧巻だったのは最終9番ホールの430ヤードのティーショットを、ピンまで残り約115ヤード地点まで飛ばしウェッジで下り傾斜に落としてピタリとピン近くに止めました。惜しくも外しましたが危なげなく3アンダーで9ホールを終えました。
![画像: 6番パー3では迷いなくストロークし2つ目のバーディを奪った](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/10/04/58078707a80da4a1817b01b14bbe6aef9755e011.jpg)
6番パー3では迷いなくストロークし2つ目のバーディを奪った
思い切って振り抜くドライバーショットに、打ち上げのグリーンに対してピンポイントで寄せるアイアンショット。序盤に外したパットも修正してくるところは、メジャーを2度制した実力が垣間見えました。
後続組の竹田麗央選手は残りピンまで130ヤードだったので、笹生選手のほうがドローボールでダウンヒルに着弾したこともあり10~15ヤードは飛んでいたようです。竹田選手はそこからピンそばに付けバーディとし同じく3アンダーでフィニッシュ。
![画像: 左から安田祐香、笹生優花、小祝さくら。3人ともドローヒッターで左ドッグレッグの9番ホールを同じ方向に打ち出している](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2024/10/04/e9293363574e83587aa5c29d5d193bcecf8c781c.jpg)
左から安田祐香、笹生優花、小祝さくら。3人ともドローヒッターで左ドッグレッグの9番ホールを同じ方向に打ち出している
小祝選手は2アンダー、安田選手はアプローチの上手さが光り2つのパー5でバーディもあり4アンダーで9ホールを終えました。その後サスペンデッドのサイレンが鳴り、明日へと持ち越しになりました。
明日も午前中は強い雨の予報でしたが、少し予報が変わり2~3ミリの雨量に変わっていますので7時のプレー再開はできるのではないでしょうか。
リーダーボードを見ると3アンダーに山下美夢有、古江彩佳、鶴岡果恋、脇元華、佐藤心結選手らが並び、2アンダーに岩井明愛、千怜選手らが続いています。第1ラウンドを残す選手がどこまでスコアを伸ばすのか、明日も現地からのレポートをお届けします。