
やや大きなフレームはオシャレで、ゴルフ中も街歩きもこの1本で十分!
「お父さんをイケオジにする」と娘が言う。反抗期も終わり、話す機会も増えたがダメ出しは相変わらず。スーツや私服ではなく、ゴルフの格好が一番イケてないらしい。
「ちなみにそのサングラスいつ買ったの?」とツッコミが入る。そういえば宮里藍ちゃんがしていてカッコいいなと思って買ったので、かれこれ20年近い。「たぶん藍ちゃんはもうそんなダサイのしてないよ」と厳しい。娘が見つけてきたのがシェイデン『WINGMAN』だ。
シェイデン? 聞いたことない……と思ったら、アメリカは西海岸の有名なアイウェアブランドらしい。GOLF、PILOT、FISHINGという3つの領域で高品質なモデルを展開、PGAツアーやPGAツアーチャンピオンズでも人気があるようだ。

◎フレームカラー/ブラック、グレー◎レンズカラー/LT16 Bronze、LT33 Light Bronze◎素材/ナイロンポリアミド(レンズ)、TR90弾性樹脂(フレーム)◎サイズ/レンズW58.0mm、H47.5mm、フレーム幅145mm、テンプル長152mm◎価格(税込)/2万9480円
航空宇宙工学と同レベルの精密さで設計されており、製造はこだわりのメイド・イン・ジャパンとのこと。「WINGMAN」はカジュアルタイプで、明るさの異なる2色のレンズには、PGAツアーチャンピオンズで使用率1位の『CIAシリーズ』と同じゴルフ専用レンズを採用。普段使いからゴルフ場の芝の上まで幅広い場面で活躍するそうだ。
デカ眼鏡に驚き、「さすがにデカくない?」と娘に言うと、「お父さんの大きい顔が小さく見えるから良いと思う。最近のカワイイ女子プロって大きいサングラスしているよ」と追い打ちをかける。レンズカーブが緩く日本人にも合うとスタッフも推してくれた。グレーのフレームが似合うらしい。可視透過率の違う2種類のレンズカラーだけは、自分で決めて良いとのこと。軽量で透明度が高いレンズがナイロンと聞いて驚く。

太めのテンプルに記された「Made in Japan」の文字。カリフォルニアの企業ながら、製造は確かな技術に裏打ちされた日本製がウリだ !
車の運転にも心地よいし、 「最近どうしたんですか?」とゴルフ仲間の評判がすこぶる良い。イケオジ化は大成功! でも腕前は元のまま。娘がゴルフを始める前に腕前もイケてるようにならねば。
TEXT/Motoharu Tajima
PHOTO/Takanori Miki
※週刊ゴルフダイジェスト2024年10月22日号より