昨年最終日は、リ・ハナが8位から大逆転を成し遂げ初優勝を飾った同大会。今年はどんな展開が待ち受けるのか。樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント、昨年プレーバックから会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を紹介!

10月25日(金)~10月27日(日)樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント

画像: 2023年度 三菱電機レディスを制したのはリ・ハナ

2023年度 三菱電機レディスを制したのはリ・ハナ

会場:埼玉県 武蔵丘ゴルフコース/18ホール、6650ヤード、パー72
賞金総額:1億円、優勝賞金:1800万円

1983年に紀文レディースクラシックとして始まり、97年から第1、2回大会優勝の樋口久子の名前が試合名に入った。2016年から三菱電機が特別協賛になり、現在の大会名に。

プレーバック2023

画像: 最終日、8位から見事な追い上げを見せた

最終日、8位から見事な追い上げを見せた

鈴木愛が2位に2打差をつけて単独首位で最終日を迎えるも、1番でボギーを叩くと11番の4オーバーなど優勝戦線から脱落。

その間、首位に5打差の8位からリ・ハナが猛チャージを見せ、山下美夢有、仁井優花とのプレーオフに。本戦の勢いそのまま1ホール目でバーディを奪い初優勝を飾った。

   

主な副賞(2023)

三菱電機 家電100万円相当

画像: 副賞として三菱電機の家電が贈られた

副賞として三菱電機の家電が贈られた

桑木志帆のコーチ兼みんゴル特派記者中村修が語る注目選手

「例年よりもラフが深く、練習日の時点ではグリーンも軟らかくてスピードも出ていませんでした。毎年硬くて速さもでるので、徐々にスピードが上がってくると見ています。傾斜が要所要所に利いていて、ショット、パッティングともにそのクオリティが問われるコースセッティングになっています」

宮田成華

画像: 宮田成華(写真はスタンレーレディス)

宮田成華(写真はスタンレーレディス)

プロフィール
西郷真央や笹生優花らと同じ2020年92期生。プロテストには4度目の挑戦で合格しているが、合格前の2017年からプロトーナメントに出場している。ドライバーの飛距離は平均248ヤードで攻めのゴルフを貫くショットメーカーで、今後の活躍に期待されている選手の1人。

2024年度スタッツ
世界ランキング:53位/イーグル数:5(6位)/ドライビングディスタンス:248.69(21位)

中村のコメント
今回は、ベテラン大溝キャディとの初コンビとなりますが、大溝キャディは初タッグでの優勝経験がなんと4回。全体的な調子はもちろん、ゴルフのレベルを上げて来ている宮田のプレーと大溝キャディのコラボがいい結果をもたらすのでは?

馬場咲希

画像: 馬場咲希(写真は富士通レディース、撮影/有原裕晶)

馬場咲希(写真は富士通レディース、撮影/有原裕晶)

プロフィール
神谷そらや菅楓華らと同じ2023年96期生。2022年の全米女子オープンには予選会で出場権を獲得し、日本人アマとしては8年振りに決勝に進んだほか、同年の全米アマを制した実力者。今年はアメリカ下部ツアーのエプソンツアーを主戦場にしている。270ヤードという圧倒的飛距離が武器。

2024年度スタッツ(エプソンツアー)
賞金ランキング:130位(LPGA)/ドライビングディスタンス:252.28(66位)/トップ10回数:5回(4位)

中村のコメント
アメリカ下部のエプソンツアーを主戦場にしているため、国内での参戦は富士通レディースぶり国内2試合目。富士通レディースでは最終ホールで崩したものの、プレーを振り返って悪かった点、改善すべき点を自分で考えられるようになったと海外で揉まれた成果がある様子。スコアメークに必要なPDCAサイクルを得た馬場選手の成長振りに期待です。

岩井明愛、千怜

画像: 岩井明愛(写真はスタンレーレディス、撮影/有原裕晶)

岩井明愛(写真はスタンレーレディス、撮影/有原裕晶)

画像: 岩井千怜(写真はスタンレーレディス、撮影/青木慶太)

岩井千怜(写真はスタンレーレディス、撮影/青木慶太)

プロフィール
2人とも、阿部未悠や桑木志帆らと同じ2021年93期生。千怜は2022年のNEC軽井沢72で、明愛は昨年のKKT杯バンテリンレディスで初優勝。昨年は双子どちらも優勝を挙げ、双子優勝は国内女子ツアー史上初の出来事だった。2人とも通算勝利数は6勝。

2024年度スタッツ(明愛)
メルセデス・ランキング:3位/パーオン率:75.1592(2位)/平均ストローク:69.9618(3位)

2024年度スタッツ(千怜)
メルセデス・ランキング:5位/リカバリー率:70.1754(4位)/平均ストローク:70.3103(5位)

中村のコメント
2人は埼玉出身の選手であるため、今回は地元で戦いを繰り広げることになります。自宅からコースへ通うとのことで、いつもよりリラックスして試合に挑めるのでは。地元ファンの多くの声援を武器に今回も上位争いに加わってくるのではと予想しています。

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