みなさんこんちには、みんなのゴルフダイジェスト編集長の山口です! 自分で編集長というのがいまだにこそばゆい感じはしますが、友人からは“からかい100%”で日々、「編集長」と呼ばれ、徐々に慣れてきました。編集長就任1年が経ち、心に余裕ができはじめてきたので、取材先での出来事などを綴っていきたいと思います! 不定期になりますが、可能な限り週イチで執筆していきますのでよろしくお願いしますm(__)m
さて、突然ですが、海外でゴルフをしたことはありますか? 弊社にいる「ゴルフ旅のスペシャリスト(※)」に聞くと、「コロナ禍以降、減っていた海外でゴルフをする人は増えつつあって、物価高、円安の影響でいまは東南アジアでのゴルフが人気」とのこと。
※弊社には「ツアーセンター」という部署で旅行代理店業を営んでいて、その部署はゴルフと旅が好きな社員で構成されています。基本的にお客様には“ゴルフ旅”しか販売していないので、まさに「ゴルフ旅のスペシャリスト」なのです!
とはいえ、ゴルフデビューがハワイ(前職の旅行で先輩と一緒に。スコアは150ちょうどで場所は覚えておりません……)、そしてコロナ禍前の最後の海外ゴルフもハワイ(社外の先輩と一緒にクラブハウスオープン直後のホアカレイに)という私にとって、海外ゴルフといえばやはり“ハワイ”! ということで、最新ハワイ事情などを知りたく、役員たちへ熱い(厚い?)稟議書を提出し、ハワイ取材を敢行! ハワイの最新情報やゴルフ場情報などを何回かに分けて紹介していきます!
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前置きはここまで。今回、ハワイへは羽田空港第3ターミナルから。弊社はJR浜松町駅に近く、羽田空港利用が便利なんです! そんな羽田からハワイへ向かうにはJAL、ANAなど日本のエアラインも飛んでいますが、いまはデルタ航空がオススメ!
まず、「ラウンドは自分のクラブで」と思うのがゴルファー。キャディバッグを持っていくのは責務(言い過ぎ!?)。デルタ航空ではエコノミークラスの予約でも預け荷物は2個まで無料なので、キャディバッグに追加料金は不要。また、チェックインカウンター近くに設置してある専用端末で、搭乗券、パスポート、顔写真を登録すると、保安検査場の「Face Express」専用レーンを「顔パス」で利用できるのでとても便利なんです!

ゴルフダイジェストのトラベルカバーで愛社精神を表現(笑)。キャリーバッグはお土産のため、この段階では半分しか入ってないです(汗)
また、コロナ禍以降、羽田空港に離発着便を集約し、アメリカ以外では唯一となる「デルタ スカイクラブ」というラウンジを設置するほどの力の入れよう。その「デルタ スカイクラブ」を取材しましたが、まずびっくりしたのはその大きさ! 敷地面積は824㎡というので、バスケットコート2面がすっぽり入る広さです。またエントランスを抜けると目に飛び込んでくるのは「バーカウンター」。

デルタ スカイクラブにはバーカウンターが必ずあるとのこと。ただビールサーバーがあるよりもお酒が進んじゃいます(笑)
あまりラウンジを利用する機会はないですが、バーカウンターは初めてみました。オリジナルのカクテルをバーテンダーさんが作ってくれて、東京にいながらにして、非日常への没入感は半端ないです!

山口はまず白州のハイボールを。「オリジナルカクテルじゃないんかい!」というツッコミ、ありがとうございます! 2杯目は「七味サワー」にソルティドッグみたいにグラスに七味が塗られてます!
あとは、日本ならではの「ヌードルバー」もあって、出来たてのラーメンをいただきながら、離発着する飛行機を見るのも良きです! カレーも薦められ、スパイシー過ぎず美味しく食べたのですが、写真忘れました……。すみません(汗)

味噌ラーメン! ペロっと食べれる大きさです。もちろんお変りもOK
この日は羽田を21時55分に出発し、ホノルルに10時前後に着いたのでフライト時間は7時間ほど。ワクワクする気持ちはわかります(実際に私もそうでした(笑))が、日本の時間に合わせて、飛行機内でしっかり寝れば、ハワイに着いたときから元気に動けます!
なお、ビザ免除プログラム(VWP)を利用する場合は、年齢を問わずESTA(電子渡航認証システム)の申請が必須です。渡航の72時間前までにオンラインで取得する必要があるのでお忘れなく。
今回、私はESTAをアプリで申請しましたが、スマホのカメラでスキャンすれば入力箇所も減るし、かなりラクでした! あと、ESTAでの渡米が2回目以降であれば、MPCというアプリをダウンロードし、所定欄に記載(これもESTAと一緒でスキャン可能)すれば、専用レーンでイミグレを通過できる(私は並んでから10分くらいでした!)ので、こちらも必須です! なお、MPCの利用はESTAが再申請の場合でも2回目以降の渡米なら利用できるので、初アメリカでない人はぜひ!
羽田―ホノルル線就航1周年記念キャンペーン実施中!
ちなみに、デルタ航空はいま羽田―ホノルル線就航1周年記念キャンペーンを実施中なんだとか! 「期間限定特別運賃と特典旅行マイル」で予約ができるので、ハワイ旅行を計画中の人はぜひ活用を!

いまが熱い、デルタでハワイ!
さて、10時くらいにホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港に到着! 先に書いたとおり、イミグレをスムーズに通過し、予定より1時間ほど早く空港の外に出ることができました。まさに「MPC、様様」です!
機内食は出ていたとはいえ、この時間ですので、ハワイフリークがオススメするレストランでブランチに!
ホノルル屈指のレストランとして有名な「セニア」のシェフであるアンソニー・ラッシュが2021年にオープンした英国風ダイニングレストラン「ポッドモア」。ハワイで英国風? と思うかもしれませんが、シェフであるアンソニーがロンドン郊外の生まれなので。生まれ育ったイギリス料理をハワイの食材を使って表現したのが、このお店の料理とのこと。

ポッドモアの営業時間は月曜が11時~14時、火曜~木曜が11時~22時、金曜が11時~23時、土曜が17時~23時
オーダーした料理も英国の家庭料理である「シェパーズパイ(25ドル)」、「ビア・バッタード・フィッシュ&チップス(28ドル)」など。「イギリス料理はそれほど美味しくないって聞くけど……」と思う人もいるかもしれませんが、安心してください、「ポッドモア」の料理はどれも美味しい!
素材がいいのはもちろんですが、フィッシュ&チップスについていた自家製タルタルソースや自家製ケチャップが美味しい! 細部にまでしっかり手を抜かないところは美味しいレストランの証しだと思っています。ダウンタウンにあるので、宿がワイキキ周辺だと行きづらいですが、自家製ケチャップ付の「トリプル=クックド・チップス(8ドル)」を食べるだけでも行く価値があると思います。

トリプル=クックド・チップスが激ウマでした!
さて、お腹も満たせたところで、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ ワイキキ・ビーチ・リゾート カリアタワー内にある「マンダラスパ」へ!
ふだんマッサージなど受けたことがないのですが、前述のゴルフ旅のスペシャリストたちに「到着日に『ロミロミ』を受けな! (飛行機の疲れが吹っ)飛ぶよ!」というアドバイスのもと、来訪。
「マンダラスパ」はインドネシアのバリ島に起源があるとのことですが、ここはハワイということで、「ロミロミ」を選択! オアフ島で「ロミロミ」を受けられるところは多いらしいのですが、2~3部屋で営業しているところがほとんど。その点、「マンダラスパ」はヒルトン内にあるだけあって、全15部屋あり、施術者が空いていれば、当日予約も受け付けてくれると言います。また、駐車場のサービス(8時間も!)もしてくれるといい、「マンダラスパ」で施術を受け、その足でワイキキを散策というのもアリです!

マンダラスパは9時~17時まで。最終入店は15時30分なので注意!
ちなみに、ヒルトン周辺の駐車場料金は30分10ドルが相場というので、8時間も停めたら160ドルという銀座もビックリな超高額請求に! ワイキキで遊ぶなら、「マンダラスパ」後にというのはいい選択肢だと思います。
初ロミロミは、取材も兼ねるので最初のうちはいろいろ質問(本土から来る方が多く、また、ラウンド後の予約も多いのだとか)していたのですが、気持ちよくて寝てしまったため、途中から記憶が……。時計をみると、きっかり1時間進んでいたのですが、体感は20分くらい。それほど気持ちよく、あっという間でした!
リフレッシュしたところで、今回の拠点であるアラモアナ地区にある「ザ モダン ホノルル」へ。アラモアナセンターへは徒歩15分、ワイキキビーチには徒歩20分ほどの場所にあります。ラッキーなことに最上階の17階! 「高いところからどんな景色が見えるんだろう」とワクワクしながら、部屋に入ると......、なぜかハネムーナー仕様(笑)。入る部屋を間違えたかと思いました(笑)

おわかりだろうか、テーブルの上にタオルで作られたオブジェが……(笑)
夕食はラグジュアリーホテル&レジデンス「ルネッサンス・ホノルル」にある地中海料理「マーラ」で。「ルネッサンス・ホノルル」は今年5月にグランドオープンしたばかりで、ハワイでは数十年ぶりにイチから建築されたホテルなんだとか。

ルネッサンス・ホノルルの1階にある「マーラ」で初日の夕食を!
場所はアラモアナセンターのカピオラ二通りをはさんで山側にあって、ワイキキの喧騒からは少し離れ、とはいえ、アラモアナセンターやホールフーズ、ドン・キホーテなどは徒歩10分以内なので、買い物には困らない立地! ちなみに、「ルネッサンス・ホノルル」も視察できたので、それはまた別の機会にm(__)m
さて、地中海料理「マラ」は、調理工程が見られるオープンキッチンに、広々としたフロア、刻々と移り変わる夕暮れ時の海をイメージしたバー&ラウンジ、開放的な屋外テラス席と、ムード満点! さすが、ラグジュアリーホテルの1階にあるレストラン! かといって、かしこまるレストランではないので、宿泊者でなくても気軽に入れます。

オープンキッチンを見ながら食事も可能
メニューは、ハワイの豊かな自然が育んだ食材を地中海風にアレンジ。地中海料理というと、スペイン料理、イタリア料理、ギリシャ料理、トルコ料理、エジプト料理などさまざまありますが、「マーラ」はモロッコ料理のテイストが加味されているようです。
「テイスティング・トリオ(32ドル)」はマーラの定番であり人気の前菜メニューで、3種のスプレッドと窯焼きピタのセットです。ピタはお店にある窯で焼かれていて、香ばしさとモチモチしている食感が最高でした! 地中海料理といえば、魚だけ? と思うかもしれませんが、お肉も充実しているので、ご安心を~~

定番&人気メニューの「テイスティング・トリオ」
という感じで1日目を終え、ハネムーナー気分が味わえる(笑)部屋に帰りました。
続きは明日に!
※2024年12月26日7時20分、一部加筆修正しました。