ビギナーを脱したゴルファーの前に立ちはだかるのがスコア100の壁……いわゆる“100切り”を達成するために大切なポイントとは? 今回は「待ちチョロ」をテーマに、東京都港区のゴルフスクール「広尾ゴルフインパクト」のインストラクター・後藤悠斗プロに解説してもらおう。

待ちの時間に「普段ならやらないこと」はしない

画像: 東京都港区のゴルフスクール「広尾ゴルフインパクト」のインストラクター・後藤悠斗プロ

東京都港区のゴルフスクール「広尾ゴルフインパクト」のインストラクター・後藤悠斗プロ

ラウンド中には天候やコースの状況など、様々な外部要因がプレーに影響を与える。他の組の進行状況もそのひとつで、“あるある”なミスが「待ちチョロ」。ひとつ前の組との間隔が近くなることでプレーできない「待ち」の状況が生まれてプレーのリズムが崩れることでミスが起こってしまうわけだ。

もちろん待ち時間が生じてしまうのは仕方がないこと。では待ちチョロを防ぐためにはどうすればいいか。「メンタル的な話にもなってくるので絶対の正解ではありませんが『ゴルフのことに関しては何もしない』がベターです」と後藤は言う。

「スマホをいじったり飲み物を飲んだり、ゴルフ以外のことをしていましょう。スウィングやプレーについてはあまり考えないほうがいいですね。今のように寒い時期であれば、体を冷やさないためにストレッチなどをして体を動かし続けるのがオススメです。体を冷やさないという意味では座っているよりかは立っていたほうがいいし、止まっているよりかは動いていたほうがいいですね」(後藤、以下同)

画像: 待ちの時間にスウィングやプレーについての取り組みをしないこと、それが待ちにプレーを崩されないコツだ(写真はイメージ)

待ちの時間にスウィングやプレーについての取り組みをしないこと、それが待ちにプレーを崩されないコツだ(写真はイメージ)

ゴルフのことは考えなくていい理由についてはいたってシンプル。「通常は待ちの時間が発生しないわけですから……だから素振りもあまりオススメはしないですね」と続ける。

「基本的に、1打に対してのリズムって変えないほうがいいんです。だからこそ普段はないはずの待ちの時間にゴルフに関することは何もしないわけです。もちろん素振りもしちゃダメってことはないです。『素振りしまくったほうが自分の中で安心感が出て、自信を持って打てる』という方も絶対いると思いますから。でも素振りもやり過ぎると振る感覚が大きく変わってしまいますから、やるとしても本当にストレッチ程度で、待ちの時間が終わってから普段通りのルーティンの一環として素振りをして打つのがオススメですね」

待ち時間が発生したからといって、普段やらないことを変に頑張らないこと。とくに冬の時期であれば体を冷まさないことだけを考えることが、待ち時間にプレーを崩されないコツというわけだ。

協力/広尾ゴルフインパクト

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