千葉県のグレートアイランドGCで行われているJLPGAの新人戦「加賀電子カップ」。11月の最終プロテストで合格した女子プロ26名(山口すず夏が米LPGAのQスクール受験で不参加。25名で実施中)のプロゴルフ人生1度だけの戦いだ。2日目(12月5日)は、初日4アンダートップタイの荒木優奈が65で回り、11アンダーで首位をキープ。66で回った永田加奈恵が2位タイに浮上した。
最終プロテストを19位タイで合格した永田は1週前に行われたファイナルQTで6位に入り、来シーズンの前半戦の出場資格を得た。今週も好調をキープし、2日目は6バーディノーバディで、スコアを伸ばした。
「昨日に引き続きショットが安定していて、バーディチャンスが多かったです。ショットは距離感も方向性もよかった。いいラインにつけられました」
永田は2001年奈良県生まれの23歳で、今年パリ五輪4位の山下美夢有や米LPGAで新人賞を獲得した西郷真央と同世代。1年先輩の古江彩佳を目標にするプロに挙げている。
同期も憧れの先輩もショットメーカー。永田の得意クラブはショートアイアンだ。
「最後は優勝したいけど、あまり考えすぎず、目の前の1打に集中して頑張ります」
今日のようにショットが安定すれば、逆転優勝も見えてくる。