強風にも負けない飛距離と弾道。
これが本気を出したPINGの飛び!?
試打取材日は晴天。しかし、気温は一桁前半で冷たい風が吹きすさぶ、飛ばしには厳しいコンディション。強風の中で、寒さに負けずに快音連発となるか、さっそく試打開始!

左/JPDA(日本プロドラコン協会)ドラコンプロ鈴木真緒、右/プロゴルファー中村修
鈴木真緒プロ/154センチのドラコン女王。ダイナミックなスウィングで日本プロドラコン協会(JPDA)の公式大会では52キロ以下で連覇を達成
中村プロ 今日はドラコンプロの鈴木真緒さんと、PINGの新しいドライバー「G440」シリーズを試打するためにやってきました。鈴木さんよろしくお願いします。
鈴木プロ めっちゃ楽しみ! よろしくお願いします!
中村プロ G440ドライバーは4モデルあります。まず①スタンダードモデルの「G440 MAX」、つづいて②ロースピンモデルの「G440 LST」、そして③つかまりがいい「G440 SFT」、最後が④ヘッドスピードがゆっくり目の方向けのG440 HL。このHLはMAX、SFTの2種類があり、ヘッドは通常のモデルと同じですがウェイトを軽くするなど軽量化が図られています。

写真上段左から、G440 LST、G440 MAX、G440 SFTと46インチの標準シャフトALTA J CB BLUE。写真下段はG440 HL(MAX)と標準シャフト SPEEDER NX GREY
中村プロ これまでPINGのドライバーといえば、方向性がいい、やさしい、ボールが上がりやすい、そんな“やさしさ”の代表格のようなドライバーでしたが、今回はなんと飛距離を求めたドライバーだといいます。
鈴木プロ キャッチフレーズもあるんですよね?
中村プロ 「もうブレないだけとは言わせない!」です。PINGの意気込みを感じますね。ではさっそく打ってみましょう。
G440
飛びの秘密は「飛び重心」!
「重心ライン」に重心を近づけ、パワーを余さずボールに!

黄色い線は、PINGが理想とする「重心ライン」。このラインに重心が近づくほど、ボールへのエネルギー伝達効率が高まり、飛距離が向上する。
徹底した軽量化で余剰重量を創出!

余剰重量を創出するためにG440はさまざまな軽量化が施されている。たとえば、ヘッド内部のホーゼルのカバーを外して極限までシェイプアップ、ほかにもカーボンクラウンを支えるブリッジの排除(LST)や、PING史上最薄のフォージドフェースの採用など、あらゆる技術を駆使して約5%もの低重心化を実現し、PING史上最も重心を低くして飛びにこだわっている(前作比/PING調べ)。
飛び重心のスタンダードモデル
G440 MAX
鈴木プロ 実はPINGのG430を使っていまして、それで体重別のドラコン大会を2連覇してるんです。飛ばしに特化したと聞いて、さらに記録が伸ばせそうで楽しみです。

G440 MAX
中村プロ 見た目いかがでしょう?
鈴木プロ カッコいいです!きれいなブルーですね。ではさっそく打ってみます!
G440 MAXを鈴木真緒プロが初打ち
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G440 MAXを初打ちする鈴木真緒プロ
中村プロ おぉ~何その球の高さと風に負けない弾道。ナイスショット!
鈴木プロ ありがとうございます!

鈴木真緒プロのG440 MAX試打データ
中村プロ G440を初打ち1発目、今日は寒いうえに風が強いんですけど、軽いドローのすごくいいボール。風に負けない弾道でいい数値が出ていますね。この風と寒さでいきなりコレはさすがです。
鈴木プロ 球が軽く上がってくれますし、曲がる感じがしないですね。フェースにしっかり球が乗ってくれます。打感も前作とは違う感じです。
中村プロ どう違いました?
鈴木プロ 芯にポンっ!って感じですね。
中村プロ ポン? 軟らかいってこと?
鈴木プロ そうです、軟らかいです!

G440 MAX。ヘッド体積は前作同様460ccながら、わずかに小ぶりで引き締まって見える
鈴木プロ クラウンに色の境目がありますが、カーボンになったんですね。
中村プロ そうです。カーボンになっただけでなく、ヘッド内部のホーゼルのカバーをなくしたり、PING史上最薄のフェースの採用などと合わせて、重心の位置をより低くPINGが理想とする「重心ライン」に限りなく近づることができたといいます。重心が下がることでスピン量が減り、さらに飛距離を伸ばせそうです。
鈴木プロ ヘッドも少し小さくなりました?
中村プロ 気が付きました?460ccのフルサイズですが、小さく感じるような形状になっているのも今作の特長。より振りやすくなっているはずです。それでは私は46インチの標準シャフトALTA J CB BLUEで打ってみます。

鈴木プロ ナイスショット!
中村プロ 打感はめちゃくちゃ軟らかさがありながら、しっかり弾く感じもあります。シャフトが45.75インチから46インチになっても振りやすさは変わりませんね。PINGは前のモデルよりも性能が上がらない限り新しいモデルを出しませんが、振りやすさ、打感や打音、飛距離性能、すべて前作を超えてきましたね。
ハードヒッターやスピンの多い方向け
G440 LST

G440 LST
中村プロ つづいてロースピンモデルのG440 LSTです。これは飛ばし屋やスピンの多いプレーヤーに向いたモデルです。
鈴木プロ 今日は風が強いので良さそうですね。それでは打ってみます!
G440 LSTを鈴木真緒プロが試打
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G440 LSTを試打する鈴木真緒プロ
中村プロ OK!いい球!

鈴木真緒プロ
G440 LST試打データ
中村プロ この強風の中、キャリー234.7ヤード、トータル264.0ヤードです。打ってみた印象はどうですか?
鈴木プロ やっぱり打感がすごく好きです。MAXと比べるとLSTのほうが打ち出しが少し低くなって、スパン! っと飛ぶ感じ。
中村プロ 確かに飛び方がシャープな感じですね。球が強くて、前に前に飛んで行ってくれる感じがします。
つづいて中村プロが、MAXにつづきLSTも46インチの標準シャフトのALTA J CB BLUEで試打。

G440 LSTを試打する中村修プロ
鈴木プロ ナイスショット、完璧です!
中村プロ やっぱりこの46インチのシャフトが振りやすい。ちょっとびっくりしました。ヘッドがブレに強いから、シャフトが長くても問題ないということですね。しかも飛距離性能も上がっていると。

標準シャフトは軽量~ハードタイプまで4種類。なかでもALTA J CB BLUEシャフトは標準長が46インチでブレないG440ヘッドに装着すると飛距離に直結
鈴木プロ めちゃくちゃいいですよね。見た目がカッコよくて、打感がいい、飛ぶ、方向性も最高。完璧です。
中村プロ もう推しじゃないですか。
鈴木プロ 推しです!
ドラコンプロ鈴木真緒は、
MAXとLSTどちらを選ぶ?

G430 MAXを愛用している鈴木真緒プロ。G440 MAXを手にしつつ、LSTも捨てがたく…
中村プロ G440 MAXとG440 LSTを打ってもらいましたが、好みはどっちですか?
鈴木プロ G430はMAXだったんですが、今回はLSTもありかな。MAXと比べて球が低いぶん前に転がってくれるのかなと思います。でもMAXもいいんですよ……。
中村プロ 僕もG430を使っているんですが、早速使いたくなりました。
鈴木プロ MAXとLSTを持って早く練習場に行きたいです! 今日は風が強かったですが、もっと飛ばすために、シャフトとヘッドの組み合わせなど見つけたいです。G440を調整してドラコン大会で優勝を目指します!
G440を鈴木真緒プロがマン振り
www.youtube.comG440シリーズは、
「G440 SFT」と「G440 HL」にも注目!
G440シリーズにはスタンダードモデルの「MAX」、ロースピンモデルの「LST」のほかに、抜群のつかまり具合が特徴の「SFT」、ヘッドスピードがゆっくり目の方におすすめの軽量モデル「HL」がラインアップされている。それぞれのヘッド性能はシャフトとのマッチングで、より飛距離性能を発揮してくれる。興味のある方は、ぜひピンのフィッティングを体験してみてはいかがだろう。

G440 SFT

G440 HL(MAX)
鈴木真緒プロと中村修プロの試打
全編動画はこちら
PINGの新作「G440」ドライバーをドラコンプロとプロゴルファーが最速試打!強風の中、その性能はいかに!? #PR
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