今週の米女子ツアーはオープンウィーク。日本人選手たちも束の間のオフ……かと思いきや、戦いの場をサウジアラビアに移してツアーを戦っているのが岩井姉妹だ。
画像: 米LPGA2戦目が開催されたフロリダから約1万2000キロ(約3000里)の距離を移動して、サウジアラビア開催の「PIFサウジレディースインターナショナル」に出場した岩井姉妹(写真は昨年の全英女子オープン/撮影・姉崎正)

米LPGA2戦目が開催されたフロリダから約1万2000キロ(約3000里)の距離を移動して、サウジアラビア開催の「PIFサウジレディースインターナショナル」に出場した岩井姉妹(写真は昨年の全英女子オープン/撮影・姉崎正)

PIFサウジレディースインターナショナルという試合で、これは欧州女子ツアーの大会。そして、同ツアーとしては破格の賞金額を誇る試合です。

賞金総額は450万ドル。日本円にしてなんと約6億8000万円超。国内女子ツアーで高額試合として知られるアース・モンダミンカップの賞金総額が3億円ですから、そのさらに倍以上ということになります。

実は昨年の大会はさらに賞金総額が高く(総額500万ドル)、優勝者には69万7743ドルの賞金が支払われました。実に約1億600万円。

欧州女子ツアーの多くの試合の賞金総額は30万ユーロから50万ユーロで、約4700万円〜8000万円といったところ。今週は通常の試合の賞金総額を超える額の優勝賞金が用意されていることになります。

2日目を終えた段階ですが、千怜選手は7アンダー13位タイ、明愛選手は2アンダー49位タイで予選通過(トップは13アンダー)。昨年は勝みなみ選手が3位に食い込み、約3600万円の賞金を獲得していますが、岩井姉妹にも優勝のチャンスは大いにあるのではないでしょうか。

高額賞金を争って中東で繰り広げられる女子選手たちの戦い、注目です。

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