国内男子ツアー第2戦の「前澤杯MAEZAWACUP 2025」が開幕、24日の初日、大岩龍一が9バーディノーボギーの61で回り、首位スタート。2位は8アンダーの米澤蓮、3位は7アンダーの稲森佑貴ら3人がつけている。プロアマで7ラウンドした石川遼は1アンダーの67位。
画像: MAEZAWA CUP 2025、初日最終ホールでの大岩龍一

MAEZAWA CUP 2025、初日最終ホールでの大岩龍一

大岩龍一が61のビッグスコアをマークした。

「序盤の4ホールはパットの調子が良く、トラブルがありつつもたくさんバーディを獲ることができました。11番のティーショットでは70ヤードくらい曲げてしまい隣のコースまでいっちゃいました。運よく木の下にスペースがあったので狙ったところ、上手くいきバーディチャンスに付けることが出来ました」

開催コースの「MZ GOLF CLUB」は全長6652ヤードで男子ツアーでは短いこともあり、平均飛距離293.38ヤード(4月24日現在)の大岩にとっては、攻めやすいコースだという。

「コースが短くて広いので、僕的にはティーショットでドライバーを打たずに、刻んでフェアウェイからウェッジで寄せて、ミドルパットがどれだけ入るかどうか。ウェッジとパターに自信があるので伸ばせそうなコースだなと思いました」と話した。

初日はパットが好調でスコアを伸ばせたが、大岩には不安要素がある。

3月末に首都高を運転中、後続車から追突され、ムチ打ち状態となり背中と首を痛め、まだ痛みは取れていない。

画像: 「ウェッジショットとパッティングに自信あります」と大岩

「ウェッジショットとパッティングに自信あります」と大岩

「首と背中の負担にならないようにスウィングを変更して臨んだのですが、状態は良くありません。東建の時もショットはめちゃくちゃでした」

2日目以降については「首と背中が痛い状態でゴルフをしなくてはいけないので、実際はちょっと休むという選択肢を視野に入れて動いていました。明日も様子を見ながらという形にはなってしまいますが、スコアが良いのでできる限りプレーして伸ばしていきたいなと思います」と話した。

大岩は2019年アジア下部ツアー「コンビファール選手権」でプロ初優勝を飾ったが、国内男子ツアーでの勝利はまだ達成できていない。追突事故による体の心配は残るが、国内ツアー初優勝に期待したい。

大岩龍一

2018年「国民体育大会」の成年男子個人の部優勝をきっかけにプロ転向。2020年ABEMAツアーの賞金ランク20位の資格で2021年の出場権を得ると、国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」で4位に入り好スタート。ここから5試合連続TOP10入り。2022年は初開催となった「For The Players By The Players」で2位に入る活躍で着実に賞金を積み重ね「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の出場権を獲得した。

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