谷原秀人が64の6位タイでフィニッシュ

グリーン周りまで運び、得意のアプローチでスコアメイクする谷原秀人
谷原は、スタートした10番パー4(391Y)でバーディを奪い、13番パー3(実距離:188Y)でボギーとするも、15番でパー4(397Y)でバーディ。17番パー5(574Y)はサードショットをピンそばに寄せてバーディ、前半は3アンダーの34の滑り出し。
後半は、やや短めな3番パー4(343Y)と4番パー4(377Y)でバーディ。6番(386Y)、9番(378Y)もバーディを獲り、ノーボギーの4アンダー30とスコアを伸ばした。
「距離がかなり短いコースなのでグリーンにいかに近づけるかが大事。しかしドライバーを打って難しいバンカーに入ったり、50ヤードが残る状況であれば逆に難しくなってしまうので刻み。(残り距離が)100ヤードくらいであればドライバーを使っていく感じです。また昨日と違って風が無かったので、その分ラクにマネジメントができました」
今大会は予選落ちが無いから攻めていける?
「予選落ちが無いと言っても、賞金が貰えるのが実質60位までとなっている。3日、4日間で60位を決めるのは初めてなので、賞金加算の部分ではすごく良いかなと思います。たとえ今調子が悪くても後半で盛り返したらチャンスもありますので、面白い大会だなと思います」と語った。

前澤杯を盛り上げるラウンドガール
予選落ちが無い前澤杯は、10日間のプロアマ戦やそれに伴う高額なチケットの販売に、女子プロの参戦など、男子ツアーでは異例の新規大会。ラウンドガールが全組に帯同して、大会を盛り上げている。
ツアー通算19勝で20勝目の期待がかかるベテランの谷原はそんな新しい試みについても「ラウンドガールの導入は非常に新しいですし、珍しいと思います。ラウンドの妨げになるということは全くありませんし、プレーにも影響がなかったです」。
話題の「前澤杯」で谷原はツアー20勝目へ、さらにスコアを伸ばしていく。