茨城県つくばみらい市「茨城ゴルフ倶楽部 東コース」で行われる4日間の公式競技「ワールドレディスサロンパスカップ」が5月8日から開催される。5月17日が誕生日の菅楓華にとって10代で挑む最後の大会。今大会に懸けた想いを聞いた。

KKT杯バンテリンレディスオープンでの菅楓華(撮影/姉崎正)
練習日となる5月6日(火)は早朝から雨天となり、所々に水たまりができるコンディション。菅は8時33分のアウトスタート、永田加奈恵、新垣比菜、仲宗根澄香とラウンド。
雨の中ハーフを回った菅は、「今朝から雨が降っていた影響でグリーンも水が溜まっていたのですが、それでもすごく速かったです。コースは木に囲まれていて、距離も長く、グリーンも大きくてアンジュレーションがいっぱいあるのでショット力が重要かなと思いました」と今週の舞台となる茨城ゴルフ倶楽部東コースの印象話した。
「先週はカットラインぎりぎり。ショットが暴れていたのでバーディチャンスになかなかつけれなくて、あまり納得がいくショットがなかったです。月曜日は体の回復のためにずっと寝ていたので、ショットの調子が戻ってきていると思います。私はドローヒッターなんですけど、調子が悪いと逆玉のスライス回転が掛かっていて距離も合わずで、グリーン周りからのアプローチが多くなってしまう。しっかり休めたことによって今は球がつかまってきて、いい感じにドローが戻ってきました」と話した。
最終日の5月11日に母の日を迎えるが、「いつもお姉ちゃんたちと一緒に花束を送ったりしてるのですが、今年は試合で宮崎帰れないので、優勝という形で終われたら最高かなと思います。また私自身の10代で優勝できるチャンスが今週で最後になるので、諦めずに頑張りたいです」と意気込みを見せた。10代での優勝と、母の日の最高のプレゼントを目標に4日間を戦う。