タイガー・ウッズの息子チャーリーが全米ジュニアゴルフ協会(AJGA)のビッグイベント、チーム・テーラーメイド・インビテーショナルで優勝を飾った。これまで地元のイベントや全米ジュニアアマ予選などでの勝利はあるが、全国規模、しかもジュニアの全米ジュニアランキング(AJGAランキング)トップ5のうち4人、上位100人中60人が出場したトップレベルの大会での勝利は初。これでAJGAランキング606位から14位へのジャンプアップが予想されている。
画像: チャーリー・ウッズがAJGA「チーム・テーラーメイド・インビテーショナル」で初優勝を挙げた(写真は2024年のPNC選手権/Getty Images)

チャーリー・ウッズがAJGA「チーム・テーラーメイド・インビテーショナル」で初優勝を挙げた(写真は2024年のPNC選手権/Getty Images)

フロリダ州のストリームソング・リゾート ブラックCで開催されたAJGA主催のチーム・テーラーメイド・インビテーショナルで3日間大会の最終日6アンダー66をマークし、ランキング5位のルーク・コルトンらに3打差をつけ優勝を果たしたチャーリー。

18番パー5でバーディチャンスにつけウィニングパットをカッコよく決めるはずだったが外れてパー。「そこはちょっと締まらなかったけど」と苦笑いだったが「これまで大きな大会で良い成績を残せていなかった。でもやっとこうして結果を出すことができてうれしい」。

「素晴らしい大会で勝てて、プレッシャーがかかる状況下で自分のパフォーマンスができたという自信を持てたのは今後に向けて大きな意味があると思います」

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年末の親子大会PNCチャンピオンシップにはタイガーとともに毎年出場し10代になったばかりの頃から父親譲りのダイナミックなスウィングと飛距離で注目されてチャーリー。だが期待が大きい分ジュニア大会でのプレッシャーは大きかった。

なかなか思うような結果が出せないときも「自分はもっとずっと良いプレーヤーだということはわかっていた」といい、それが遂に実力通りの結果になったことに達成感を滲ませた。

現在16歳の高校生。体型は父親とほぼ同じ、いやむしろ父より逞しく成長したようにも見える。再来年(27年)入学予定のため6月15日から各大学のコーチ陣との交渉が解禁される。もちろん父と同じスタンフォード大学も進学有力候補だ。

タイガーの時代と違って近年は大学で好成績を重ねユニバーシティランキングの上位に入ればそのままエスカレーター式にPGAツアーに出場できる道筋が整っている。

将来はわからないが常に父と比較されるイバラの道を選んだチャーリーの幸運を祈りたい。

ちなみにアキレス腱を断裂し手術を受けたタイガーの競技復帰はまだ先になりそうだ。

AJGAの公式SNSで公開されたチャーリー・ウッズのインタビュー動画を見る(英語)

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