全米女子オープンは2日目を終えて、今季メジャー初戦「シェブロン選手権」を制した西郷真央選手が「66」と爆発。通算8アンダーでトップに立ちました。メジャー2連勝に向けて、着々と歩みを進めています。
画像: 2位タイに浮上した渋野日向子(PHOTO/Blue Sky Photos)

2位タイに浮上した渋野日向子(PHOTO/Blue Sky Photos)

そして、最終18番はバーディパットを果敢に狙いに行ったもののこれがオーバー、パーパットを決められずにボギーとしてしまいましたが、やっぱりメジャーといえばこの人、渋野日向子選手も「69」とスコアを伸ばし、2位タイまで順位を上げています。

このふたりのこの日の共通点がアプローチの冴え。主催するUSGA(全米ゴルフ協会)もそこに注目し、インスタグラムにアップしています。

まずアップされたのは、西郷真央選手のスーパー“アンラッキー”ショット。14番で西郷真央選手がアプローチしたボールはピンめがけて一直線。そのままカップインまでありえるかも……というショットでしたが、ピンに直接当たって弾かれ、グリーン手前のラフに転がり落ちてしまいます。

「西郷真央選手にとって、今日ここまでの唯一の不運は…

14番ホールでのアンラッキーな跳ね返り(ブレイク)でした。」

という一文とともに紹介されています。西郷選手はこのホールをボギーとするものの、ボギーはそのひとつだけ。5つのバーディを積み上げて、スコアを大きく伸ばしました。

一方、文句なしのチップインを披露したのが渋野日向子選手です。10番ホールでのグリーン手前からのアプローチはピン手前に着弾するとラインに乗って一直線にカップへ。

ギャラリーの祝福に笑顔とともにお辞儀して感謝する姿は、2019年に全英オープンを制した際の“スマイル・シンデレラ”と呼ばれた姿が重なります。本当に、大舞台が似合う選手です。

このナイスショットに対し、USGA公式インスタは、

「お見事、渋野選手!

渋野日向子選手は10番ホールでチップイン。これを皮切りに3連続バーディーを奪い、2位タイに浮上しました」

とコメントしていました。1回波に乗ると止められない、渋野選手らしいプレーぶりでした。

日本勢のみならず、ネリー・コルダら世界の強豪たちもスコアを伸ばしており、週末は激戦必至。竹田麗央選手、岩井千怜選手、岩井明愛選手もアンダーパーグループで虎視眈々と上位を伺っています。勝負の行方は、まだまだわかりません。

▶︎▶︎▶︎USGAの公式YouTubeで2日目のハイライトをチェック

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