女子ゴルフの今季国内ツアー第12戦、ヨネックスレディスは6日に新潟県のヨネックスカントリークラブで開幕する。4日は前週の全米女子オープンから帰国したばかりの小祝さくらがコースでパッティングを中心に調整。「今週も上位を目指して頑張ります」と意欲を口にした。

ヨネックスレディスで笑顔で練習日に登場した小祝さくら(撮影/大澤進二)
さすがは「令和の鉄人」だ。全米女子オープンで4日間を戦い抜き、45位の成績で3万9232ドル(約590万円)を獲得したばかりの小祝が休むことなく国内ツアーに参戦した。帰国したのは前日3日夜と弾丸日程だったが、疲れた様子もなく「昨日の夜帰国しました。寝て移動しただけですから、元気です。大丈夫ですよ」とこともなげに話した。
小祝といえば試合を休まないタフさで知られる。2024年には228試合連続出場記録を樹立。今季は全米女子オープンと日程が重なったリゾートトラストレディスはスキップしたが、今週で12試合中11試合出場となる。
この日はラウンドこそ行わなかったが、練習グリーンで昼食をはさんで入念にパッティングを調整した。
「時差ぼけですか? ないです。(連続試合出場にこだわりがあるわけではなく)試合があるから出場しているだけです」
歯切れのいい言葉には爽快感すら漂う。今週も疲れを知らないプレーで大会を、ギャラリーを、大いに沸かせてくれるに違いない。