キム・ヒョージュ、米女子ツアーから弾丸参戦! 「日本のみなさん、期待してください」【ヨネックスレディス・直前情報】

2025-06-06

みんゴルツアー担当 @ みんなのゴルフダイジェスト

女子ゴルフの今季国内ツアー第12戦、ヨネックスレディスは6日に新潟県のヨネックスカントリークラブで開幕する。米女子ツアーから参戦した世界ランク9位のキム・ヒョージュに米ツアーや今大会への意気込み、契約するヨネックスのクラブなどについて聞いた。

日本ツアーは昨年のTOTOジャパンクラシック以来、本大会は19年以来の出場。先週の全米女子オープンを終えて、3日夜に来日。4日はコース入りし調整し、5日はプロアマに参加した。翌週は米女子ツアーに復帰するという弾丸スケジュール。

――今大会に出場を決めた理由は?

久しぶりのヨネックスレディスです。本来たくさん来なきゃいけない、来たいと思っていた試合。アメリカの試合とスケジュールが重なってしまい、来られなかったのは残念でした。なかなか来られなくて申し訳なかったんですが、今回やっと実現しました。スケジュールがハマって来られるようになって嬉しいです。

――かなりのハードスケジュール。疲れは?

移動時間もよく眠れましたし、ぐっすり眠れて時差ボケもありません。私は飛行機のなかでかなり眠れるタイプなので全然問題ないです。離陸した瞬間に寝て、着陸して目が覚めたくらい。よく眠れました。

――今大会に向けて、調子はどうですか?

コンディションはとてもいいので。いいプレーが見せられると思います。

19年大会では2位タイで優勝争いし、得意とするヨネックスカントリークラブ（6339ヤード・パー72）の大会コースについて。

――コースの攻略方法は?

アメリカツアーにいたからか、今週はラフが長く感じました。まずはフェアウェイキープが大切ですね。

――ポイントとなるホールは?

12番ホールは風がたくさん吹いたときに、ティーショットがかなり難しくなると思います。

キムが使用するドライバーは「EZONE GT」で、シャフトが「REXIS KAIZA LIGHT」。フレックスが3Xで39グラムと軽量という珍しいスペックだ。昨年から使い始め、軽量だが当たり負けしないドライバーがハマり、飛距離が10～20Y伸びている。

――ヨネックスのクラブのいいところは?

私の印象ですが、ツアーのスタッフの方が調整を徹底的にしていただくのもあり、飛距離が伸びるクラブです。ほかの人に聞かれたら「飛距離が伸びるよ」って言うほどです。

――ドライバーのシャフトが「3X」。

挑戦的に去年くらいから変えて、チャレンジングかなと思ったら、それがかなり良くて! あまりにも良すぎて、みんなに推薦してます。

――シャフトは39グラム。軽すぎて手打ちになるということは？

もしかしたらそうかなと思ったんですがまったくないですね。

全米女子オープンでは日本選手がトップ10に3人。今季から米ツアーに参戦したキムと同じヨネックス契約の岩井千怜が初優勝。岩井明愛も2度2位に入るなど、毎週のように日本勢がツアーの席巻。世界ランク9位のキムが見た米ツアーの日本勢について。

――日本勢が米女子ツアーで活躍してる。

すごいと思います。リーダーボードに日本選手の名前が上がっていくのですごいです。

――以前は韓国勢が米ツアーを席巻。日本勢にも同じような時代が来る?

今もすでにリーダーボードに日本人の名前だらけです。先週の全米女子オープン、私はあまりいい成績ではなかったんですが、週末にリーダーボードを見たら、1位から5位の間に3名も日本選手の名前がありました。すでに席巻してます。

――同じヨネックスの岩井姉妹とは話したりする?

2人と会うタイミングがなく、スケジュールが合わなくて、話したいけどまだゆっくり話せてないんです。

今大会、キム・ヒョージュは、ヨネックス契約プロとして「チームヨネックス」メンバーのひとりとしても参戦。若林舞衣子、池ヶ谷瑠菜、山口すず夏、大久保柚希、山下心暖とともに、大会を盛り上げる。

――今大会に向けての意気込みは?

久しぶりに出場できるヨネックスレディスなので、スポンサーのみなさまにもいい姿を見せたいです。もちろんファンのみなさまにもいい姿を見せたいです。日本といえば、やっぱり日本人のギャラリーのみなさんが名物っていうんですかね。たくさん来ていただければいい姿を見せられると思います。期待してください

――チームヨネックスとしては?

チームヨネックスのメンバーと一緒にリーダーボードに名前が載るようにしたいと思っています。