
全米女子プロ選手権初日、3位スタートの竹田麗央(撮影/岩本芳弘)
まずは竹田麗央選手。初日を首位と2打差の2アンダー3位タイと、またもメジャー初日に順調な滑り出しを見せました。
3週前のメジャー「全米女子オープン」では、初日首位タイと好発進を決め、最後まで優勝争いに絡んだものの惜しくも2位タイ。その後の2試合は予選こそ通過したものの63位タイ、54位タイと優勝争い絡むことはありませんでしたが、メジャーの大舞台でまたも輝きを見せています。
「今年は優勝できる自信があった」からこそ、全米女子オープンの敗戦に悔し涙を滲ませた竹田選手。早くも訪れた“リベンジ”の機会に期待が高まります。
好発進を決めたのは竹田選手だけはありません。米女子ツアーのポイントランク21位でこの試合に臨む岩井千怜選手も1アンダー6位タイと良いスタートを切っています。
岩井千怜選手のハイライトは7番ホール。グリーン手前からの低い弾道のアプローチは、ワンバウンド目で方向を変えると、ピンに向かってグングンと加速し、そのままチップインイーグル! 米女子ツアーも公式SNSで報じるナイスショットとなりました。
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x.com同じく1アンダー6位タイにつけているのが西村優菜選手です。前半からスコアを伸ばし、パー37のアウトコースを「34」でプレーし、一時は首位を改装するなどナイスラウンド。
とくに、9番パー5ではあわやそのままカップインというスーパーショットを披露し、これまた米女子ツアー公式SNSで取り上げられています。
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x.comというわけで、今季メジャー3戦目の初日は日本勢がリーダーボードもSNSも賑わせるという結果に。
現在トップは世界ランク2位でポイントランク1位のジーノ・ティティクル。2位にも実力者のミンジー・リー。世界ランク1位のネリー・コルダも16位タイと無難なスタートを切っています。
メジャーらしく、実力者たちが顔を揃えるリーダーボードのなかで、明日以降日本勢はどんな戦いを見せてくれるでしょうか。