真駒内カントリークラブ 空沼コース(6688Y・P72)で7月10日から4日間の日程で開催される「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」。火曜日の練習日にフラフープを使って練習する仁井優花を発見。サポートする土手陸(どて・たいら)コーチに聞いてみた。

フラフープに入ってスウィングするだけでスウィングがニュートラルに!?

「アース・モンダミンカップ」でホールインワンを達成し、600万円をゲットした仁井優花選手が練習場でフラフープを足元に置いて練習していました。「この後の練習ラウンドでもコースに持ち込みます」と話すのは仁井優花、徳永歩選手をサポートする土手陸コーチ。フラフープは右側のダウンスウィングは青、クラブの最下点を境に左側のフォロー側はピンクになっていて、視覚的にクラブの通り道を確認できるといいます。

「この円の中で振ると勝手にスウィングがニュートラルに戻って良くなります。球筋に合わせたクラブの軌道のイメージだけでなく、体の軸が傾き過ぎたり、重心が右サイドに残ってカット軌道になったりすると、フラフープの見え方が変わるのでミスの原因が自分でわかるようになるんです」(土手コーチ)

画像: 2色に色分けされたフラフープを使って練習する仁井優花

2色に色分けされたフラフープを使って練習する仁井優花

簡単に説明すると、ダウンスウィングでは右側の青いフラフープに沿って体を連動させながら下ろし、インパクト以降は左側のピンクのフラフープに沿って降り抜いていく。その際にフラフープの見え方を一定にする、つまり頭の位置や目線をキープすることで体のブレや軌道のズレを視覚的にも感覚的にも補正することができると土手コーチ。

画像: 右半分の青のゾーンはダウンスウィング、左半分のピンクのゾーンはインパクト以降フォロー側に振り抜く感覚が身に付く

右半分の青のゾーンはダウンスウィング、左半分のピンクのゾーンはインパクト以降フォロー側に振り抜く感覚が身に付く

今季の仁井選手は、24年のポイントランク55位で終え前半戦出場権の資格で参戦していますが、これまで16試合に出場し予選通過はわずかに2試合と不振から脱却するために土手コーチに師事。「アース・モンダミンカップ」では池越えの難しいピン位置の9番ホールでホールインワンを達成するなどゴルフの調子は一歩ずつですが上向きになって来ています。

スウィングを整えるフラフープの練習の成果をきっと今週見せてくれることでしょう。

写真/中村修

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