
ゴルフを誰に習う? どんなタイプの人に教えてもらのがいい?(写真はイメージ)
「ゴルフをどう学んでいくのか」を考えるきっかけになる
今回はゴルフを誰に習うか、どんなコーチが理想なのか。そんな事を考えていきたいと思います。
ゴルフのコーチ、インストラクターと言っても様々なタイプの方がいます。また、教えを乞うゴルファーの側も、コーチに何を求めるのか、これも色々な要望がある事と思います。
初心者の時は、コーチに言われるがまま。何も分からない状態ですから、コーチを信じてついていくしかありません。でもある程度経験を積み、自分のゴルフの上達具合やこれから先どれくらいレベルアップしたいのか、したくないのか。どんなゴルファーでも次第に自分なりの志向が現れてくることと思います。
そう、ここから先は、自分の志向に沿ったコーチなり、助言してくれる人を見つけていく事が上達への早道だと言えるでしょう。ではどういうコーチを選べば良いのか、タイプ別に分けて考えていきたいと思います。
1・ お手本型
とにかく、スウィングが自分の理想に近く、その人のスウィング、プレー振りを見ているだけで参考になる。勉強になる。その人のスウィングを目に焼つけてその動きを自分の振り方に取り入れる。あまり頭で考えず、ビジュアルを頼りにしていく学び方です。
レッスンも、実地に打ってお手本を見せてくれるコーチの言葉には説得力がありますよね。
2 ・カウンセリング型
ゴルファーの抱える課題、悩みをしっかり受け止め、向き合い、最適な助言、練習法を明示し、導いていく。
こういうタイプのコーチとは、長く付き合えば付き合うほど信頼関係が深まります。自分の良い時、悪い時、どんなミスを犯し易いのか、自分のゴルフをしっかり把握してくれている、言わば「かかりつけ医」の様な有難い存在ですね。
3 ・スウィング探求型
コーチ自身も一ゴルファーとして、真剣にスウィングについて深く探求し、日々勉強を重ね、最新理論や世界のトッププロのメソッドにも敏感で、常に知識のアップデートを怠らないタイプ。
こんな風に3つに分類してみましたが、それぞれ一長一短があるかと思います。
1のお手本型は、やはりどちらかと言えば中、上級者向け。ある程度、教わる側にスウィングを見る目が備わっていないと、間違った真似をしてしまう可能性がありますが、
ビジュアルからイメージを作っていくと、細部にこだらない、ナチュラルなスウィングが作りやすいいでしょう。「スウィングがぎこちない、細かく考え過ぎる」と言われる方は取り入れてみてください。
2のタイプはほとんどのアベレージゴルファーにとって、有難い存在になるかと思いますが、難点はマンネリに陥りやすいこと。何年も同じ課題を指摘されていては、モチベーションを維持するのが難しくなりますよね。
3のタイプは刺激もあって楽しいのですが、困るのは、理論がいきなり変わってしまうこと。「えっ、先生、先週と言ってる事が真逆なんですけど‼︎」。このタイプにはありがちですが仕方有りません。先生自身が「開眼」しているのですから。私的には、こういうコーチこそ信用出来、色々な相談も出来る大切な存在たり得ると思うのです。
いつも「もっと上手くなりたい、自分のゴルフを進化させたい」、こうした志向を持つなら、このタイプにトライしてみるのも面白いと思います。
ビジュアルから学びたいなら、お手本型、困った時に頼りになるのがカウンセリング型。進化、刺激を求めるなら、スウィング追求型、ということになるかと思いますが、どれか一つを選ぶ、というよりご自分のゴルフに今、何が必要なのか。
そんな視点で「ゴルフをどう学んでいくのか」。考えるきっかけにして頂けたら嬉しいです。