風の影響も反映して計測する「キャディトーク ウィンディ」
風はショットに様々な影響を及ぼす、ゴルフで避けて通れないもののひとつと言える。そんな風の影響すら考慮して計測を行うというのが、ゴルフゾンが発表した新たなレーザー距離計測器「キャディトーク ウィンディ」だ。

「キャディトーク ウィンディ」
キャディトーク ウィンディは風の状況も踏まえて距離を表示する「W-SLOPE(ウィンドスロープ)」を採用。しかも風の情報については気象データをダウンロードしているのではなく、風速感知システムを搭載し、周囲で吹く実際の風を測定している。風を実測するレーザー距離計測器は世界初とのことだ。
これにより、風による滞空時間、風速や風向きに応じたランディング角度の変化まで考慮し、推奨距離を算出してくれるのだという。
また従来モデルに搭載されていた機能も「マジックスロープ2」として進化。今までは高低差に加えてボールの弾道を考慮して補正距離を計算していたが、そこからさらに「弾道から想定されるバックスピン量によるラン距離」や「傾斜によるランディング角度の変化」まで反映し、より正確な補正が可能になっているという。
その他にも気温・湿度・高度といった環境要素を反映して補正距離を提示する「E-スロープ」、3点計測によってカートから距離測定が行える「キャディモード」といった機能も続投。風の要素が加わったことで、より精密な距離計測、最適なクラブ選びをサポートしてくれるという。
気になる価格は4万4000円(税込)。カラーはホワイト1色展開で、2025年8月2日(土)発売予定だ。
既存の人気モデルをベースに機能を追加した「キャディトーク ミニオン プラス」
そしてもうひとつのニューモデルが「キャディトーク ミニオン プラス」。

「キャディトーク ミニオン プラス」
これは99グラムまで軽量・コンパクト化したレーザー距離計測器「キャディトーク ミニオン」に、前述したキャディモードが追加搭載されている。既存モデル同様に99gという軽さは維持しつつも新規機能を加えてより便利にブラッシュアップされたモデルと言えるだろう。

サイズは横9.2cm×縦4.5cm×厚さ3.0cm。手にすっぽりと収まってしまうほどコンパクトだ
価格は3万1900円(税込)。カラーはブラック1色展開で、発売予定日は同じく2025年8月2日(土)となっている。