女子ゴルフの今季国内ツアー第18戦「明治安田レディスゴルフトーナメント」第1ラウンドが18日、宮城県の仙台クラシックGCで行われ、注目ルーキー荒木優奈が1イーグル、7バーディ、ボギーなしの9アンダー63をマークし、佐藤心結と並んで首位発進した。今大会は会場付近にクマが出没したため、日程が3日間に短縮され、無観客試合のこの日が第1ラウンドとなった。
画像: 第1ラウンドでトップタイスタートを切ったルーキーの荒木優奈(撮影/大澤進二)

第1ラウンドでトップタイスタートを切ったルーキーの荒木優奈(撮影/大澤進二)

荒木がプロでの自己ベスト63でスタートダッシュを決めた。

前半最初の10番パー4でピンまで残り110ヤードの第2打をPWで30センチにつけてバーディ先行。12番パー3は2メートルを沈めてスコアを伸ばし、2オンに成功した481ヤードの16番パー5からは折り返し後の1番まで怒とうの4連続バーディ。仕上げは7番パー5。残り227ヤードの第2打を5Wで2オンさせ、6メートルのイーグルパットをしっかり決めた。

「スコアの割にはバーディを取った以外のホールのショットは結構散らばっていたんですけど、今日はパターがすごくよくて、もうなんかパッと見て、入る気しかしなくて、グリーンが重たかったからラインを気にしすぎず、カップに届くように打ったら入りました」

ピンチらしいピンチは18ホールで1メートルのパーパットが残った8番パー3だけ。安定感抜群の内容で出したプロでの自己ベストスコア63には満足そうな笑みを浮かべた。

「ピンチはなかったです。(63のような)ビッグスコアを出したいとは思っていましたが、出そうな雰囲気がなくて、ショットもめっちゃよかったわけではないし、けど、試合で出せてうれしかったです。出るんじゃんって。イーグル取ってあと1個で10(アンダー)じゃんと思いましたが、取れませんでした」

ルーキーイヤーの今季はまずは初優勝を目標に掲げている。初日9アンダーで首位に並んだ今週はそのビッグチャンス到来。「前は予選通過(が目標)みたいな感じだったんですけど、最近は優勝を目指して毎週やっています」と目線を上げた。

ルーキー荒木優奈の活躍

荒木と同期のルーキーたち

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