女子ゴルフの今季国内ツアー第19戦「大東建託いい部屋ネットレディス」2日日が25日、福岡県のザ・クイーンズヒルGCで行われ、プロ5年目の浜崎未来が6バーディ、2ボギーの68で回り、初日の4アンダーから8アンダーに伸ばし、2位タイに浮上した。トップは9アンダーで地元出身の福山恵梨。前週優勝で初日トップの小祝さくらは、左手首痛で自身初の棄権となった。

大東建託2日目、2位タイに浮上した浜崎未来
6月にステップ・アップ・ツアーでプロ初優勝
6月にステップ・アップ・ツアーでプロ初優勝を飾った浜崎がレギュラーツアーでも実力を示した。
前半は3番パー4でピンまで残り170ヤードの第2打を5Uで2メートルにつけてバーディ先行。4番パー3でひとつ落とすも5番の256Yと短いパー4でバーディを奪いバウンスバック。後半は、10番で91ヤードを52度で2メートルにつけてバーディを奪い流れに乗り、4バーディ1ボギーと33で回った。
「昨日も今日もショットがよくて、ティーショットも結構フェアウェイに飛んでくれて、セカンドショットもグリーンが止まる。ピンに飛んでいってくれるので、バーディチャンスを多くつくれたのがよかったかなと思います。結構いいパットも決まってくれたので、そういうのがいいスコアにつながったかなと思います」
初日より少し風が強かったが、「その辺も上手く読みながらできました」と多くのチャンスを作った。
10Y飛距離アップ
「(ステップで)初優勝もできて、安定したプレーもできているので、昨年よりもよくなった部分はたくさんあると思います」
とくによくなったのは、飛距離アップ。
「去年のオフから新しいトレーナーさんに教わって、去年よりも飛距離が飛んでくれるので、セカンドショットは去年よりも割と短い番手で打てるので、ちょっと楽に感じています。平均すると10ヤードぐらい伸びたかなと。1番手ぐらい変わっているように思います」
トップと1打差2位タイで週末の決勝ラウンドに臨む浜崎。レギュラーでの初優勝の”未来”が見えてきた?