8月14日(木)~17日(日)ISPS HANDA 夏に爆発 どれだけバーディー取れるんだトーナメント

御前水ゴルフ倶楽部18番
会場:御前水ゴルフ倶楽部/18ホール、6951ヤード、パー72
賞金総額:6000万円、優勝賞金:1200万円
出場選手:144名
苫小牧で同一主催者による異例の新規開催2連戦。今大会に続いて、8月21日~24日は北海道ブルックスカントリークラブにて「ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」を開催する。
昨年はDPワールドツアーとJGTOの共催大会「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント! 2024」を主催した国際スポーツ振興協会(ISPS)は、他大会と比べ大会名称が長い。命名した半田晴久ISPS会長は「最近はアニメもタイトルが長いですし、ちょっとでも注目していただくためにも、絶対にまともなタイトルなんかつけるもんか」とこだわっているとのこと。また会場選定もユニークで、「ISPS HANDA 夏に爆発 どれだけバーディー取れるんだトーナメント」は50アンダーの可能性がある、とにかくバーディが出る“バーディ合戦”コース、そして次週「ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」は絶対にアンダーパーが出ないという“我慢”が強いられる大会となるそうだ。男子トーナメントの人気が低迷している中、前澤杯や今回のような取り組みは盛り上げようとする姿勢が感じられる。
注目選手!
池村寛世

「リシャール・ミル チャリティトーナメント」にて勝利した池村(撮影/姉崎正)
プロフィール
鹿児島県出身、実家はサツマイモ農家で4人兄弟の長男。父の影響でゴルフを始め、「めだかクラブ」で腕を磨く。13年にプロ転向を果たし、17年に初シードを獲得。21年「ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ」の最終日に5打差を逆転して涙の初優勝を果たした。166㎝と小柄な体格ながらドライビングディスタンス10位にランクインしているツアー屈指の飛ばし屋。前週「リシャール・ミル チャリティトーナメント」にて勝利している。
スタッツ
飛距離:10位(305Y)
パーオン率:42位(67.9%)
平均バーディ率:11位(4.29)
イーグル率:2位(7)
平均パット数:34位(1.75)
リカバリー率:63位(63.1%)
生源寺龍憲

「東建ホームメイトカップ」優勝時(撮影/姉崎正)
プロフィール
山口県山陽小野田市出身、岡山県作陽高校では渋野日向子と同級生。2023年下部ツアー「ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山」でプロ初優勝、次週「南秋田カントリークラブみちのくチャレンジトーナメント」で2週連続優勝を飾った。24年には予選会を通過してアジアンツアーの出場権を獲得。今季「東建ホームメイトカップ」でツアー初優勝、「ジャパンプレーヤーズカップ」で2勝目を挙げている。
スタッツ
飛距離:29位(298Y)
パーオン率:5位(71.3%)
平均バーディ数:1位(4.71)
イーグル率:16位(6)
平均パット数:5位(1.69)
リカバリー率:12位(68.1%)
芹澤慈眼

イーグル率1位の芹澤(撮影/姉崎正)
プロフィール
大分県大分市出身。高校3年生から腰に痛みを覚え東北福祉大学進学後にヘルニアと診断される。上級生になると痛みが和らいだ。2022年はチャレンジ全14試合でプレーして最高成績は10位。2023年は「関西オープン」で自己最高の17位に入り、2024年は「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE」最終日に63を出し単独2位など、少しづつ結果を出し続けている。ちなみに、慈眼(じげん)の名は仏教の言葉が由来とのこと。
スタッツ
飛距離:3位(313Y)
パーオン率:84位(63.7%)
平均バーディ数:96位(3)
イーグル率:1位(4)
平均パット数:108位(1.83)
リカバリー率:54位(63.9%)
ISPS所属プロをご紹介!

(撮影/有原裕晶)
稲森佑貴
“日本一曲げない男”の異名通りにフェアウェイキープ率は9期連続1位を守り続け、史上初、脅威の80%を超えている。2018年「日本オープン」にて初優勝を飾ると、20年「日本オープン」で2度目の優勝、これまでに通算5勝を挙げている。直近の成績では「BMW 日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ2025」にて単独5位。

(撮影/大澤進二)
塩見好輝
小学校時代に少林寺拳法を習い、優勝歴を持つ。東北福祉大学にて主将を務め、2012年には「全国大学対抗戦」含む5つの団体タイトルを手にした。プロデビュー2年目の14年に初シードを手にするが、翌年15年にシード落ち、今季はQT38位から復帰を目指し奮闘中。

(撮影/姉崎正)
谷原秀人
東北福祉大学出身、2003年「マンダムルシードよみうりオープン」にて“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司を逆転して初優勝。2005年からは米国ツアーにも参戦し、2006年「全英オープン」で5位となった。24年は方の痛みに苦しみ未勝利となったが、今季は「リシャール・ミル チャリティトーナメント」にて17アンダーの11位タイと復活の兆しが見える。

(撮影/有原裕晶)
藤本佳則
大学時代には「日本オープン」でローアマを獲得し、2012年にプロデビューを果たす。自身5戦目となる「日本ゴルフツアー選手権」にて単独首位から逃げ切り初優勝を果たした。2015年は未勝利選手の国内獲得賞金としては歴代最多の9864万円を記録し、自己最高の4位で終えた。今季の復調に期待したい。
アクセス情報など
▼送迎バス(JR南千歳駅利用)
送迎バス乗り場(北口)にて、午前6時から午後17時まで、00分/30分と30分毎に1回運行予定。最終バスは全プログラム終了後、ギャラリー数によって決定。
※南千歳駅 12:30 発以降はゴルフ場起点運行。
※それぞれの折り返しバスへの乗車は可能。
※8月14日(木)~8月17日(日)
▼駐車場
住所:北海道千歳市平和 1006-1375
マップコード:113 707 182
14日(木)、15日(金)は6時から19時まで、16日(土)は6時30分から18時30分、17日(日)は6時30分から17時30分。00分/30分と30分毎に1回運行予定。
チケット情報
完全無料
中継情報
▶当日のライブ中継を<YouTube>でお届け!
・8月16日(土)8:00~11:00、12:00~競技終了まで
・8月17日(日)8:00~11:00、12:00~表彰式イベント終了まで
※配信終了後はアーカイブで視聴可能
▶スカイA
・8月16日(土)8:00~11:00、12:00~16:30
・8月17日(日)8:00~11:00、12:00~16:30
※天候、その他諸事情により予告なく配信予定が変更の可能性あり
こんな取り組みも!
「ISPS HANDA 夏に爆発 どれだけバーディー取れるんだトーナメント」では、男子ゴルフ活性化のためエンターテイメントを追求し、最終日の表彰式にて「大阪プロレス」と「北海道の地元プロレス」とのコラボ試合が開催。大会開催に掲げている「チャリティーを進化させ、スポーツの力で社会をより良く」のキャッチコピー同様、ISPSならではの様々な取り組みが行われる。