“灼熱の芥屋”決戦が今年も開催。男子プロゴルフツアー「Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント2025」が、今週8月28日(木)から31日(日)の4日間にわたり、福岡県糸島市の芥屋ゴルフ倶楽部で開幕。大会は「ゴルフ×フェス」をテーマに、ゴルフ観戦以外も楽しめる夏の一大イベントとなる。

8月28日(木)~8月31日(日)Sansan KBCオーガスタ

画像: (撮影/有原裕晶)

(撮影/有原裕晶)

会場: 芥屋ゴルフ倶楽部/18ホール、7,216ヤード、パー71
賞金総額: 1億円、優勝賞金: 2,000万円

1973年にKBCオーガスタとしてスタートした本大会は、2025年で第52回を迎える歴史あるトーナメント。過去には多くの名勝負を生み出し、真夏の九州の風物詩として定着。現在は「Sansan KBCオーガスタ」として開催され、プロとアマチュアがしのぎを削る熱戦が繰り広げられている。

昨年は、香妻陣一朗が最終日に単独首位からスタートし、5バーディを奪うも、最後の2ホールで連続ボギーを喫し通算19アンダー。これにより、通算19アンダーで並んだ小斉平優和とのプレーオフに突入した。プレーオフ2ホール目で、香妻がパーセーブし、小斉平がティーショットをOBとしたことで決着。香妻が2022年「東建ホームメイトカップ」以来となる国内ツアー3勝目を挙げた。3位には通算18アンダーで鍋谷太一とショーン・ノリスが並び、5位タイには通算16アンダーで石坂友宏と大岩龍一が入った。

注目選手!

香妻 陣一朗

画像: 2025年全米オープンにて(撮影/岩本芳弘)

2025年全米オープンにて(撮影/岩本芳弘)

父の影響で2歳からゴルフを始め、横峯さくらの父・良郎さんが開いたスクール「めだかクラブ」で腕を磨いた。2012年にプロ転向。2016年に下部ツアー初優勝を飾ると、2018年にはシード落ちを経験。しかし、持ち球をドローからフェードに変えるなどの工夫で2019年にシードに返り咲いた。2020年「三井住友VISA太平洋マスターズ」でレギュラーツアー初優勝を飾ると、2024年「Sansan KBCオーガスタ」で3勝目を挙げた。前年覇者として、2025年大会では2年連続優勝に挑む。2023年12月にはLIVゴルフのフル出場権を獲得し、2025年シーズンも海外を主戦場に活躍している。

※スタッツの記載なし

石川遼

画像: 石川遼にゴルフYouTuberが密着(撮影/有原裕晶)

石川遼にゴルフYouTuberが密着(撮影/有原裕晶)

プロフィール
6歳でゴルフを始め、15歳245日という史上最年少でのプロツアー優勝という輝かしいアマチュア時代を過ごした。2008年にプロ転向すると、2009年には史上最年少の18歳で賞金王に輝くなど、常にゴルフ界の注目を集めてきた。その彼が、2024年「Sansan KBCオーガスタ」の2日目に「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ」に続き、再びピンマイクを装着ことが話題となった。今年はゴルフYouTuberが密着することで注目が集まりそうだ。

スタッツ
飛距離:300ヤード(25位)
パーオン率:70.7%(28位)
平均バーディ数:4.00(37位)
平均パット数:1.75(30位)

小斉平優和

画像: 昨年は優勝まであと1歩だった小斉平(撮影/有原裕晶)

昨年は優勝まであと1歩だった小斉平(撮影/有原裕晶)

3歳でゴルフを始めた小斉平優和は、中学1年生でレギュラーツアーに出場するなど、早くから頭角を現した。2016年の「日本ジュニアゴルフ選手権」優勝を経てプロの道へ、2018年にはエントリーミスで出場権を失うも、海外ツアーで戦い抜く。その不屈の精神で2024年にシード復帰を果たした。昨年「KBCオーガスタ」では、最終日に「65」をマークし、奇跡的な猛追でプレーオフへ。初優勝まであと一歩に迫ったが、妻と当時0歳の娘が見守る中で敗北を喫した。この悔しさを胸に、得意のパッティングを武器に初優勝を目指す。

スタッツ
飛距離:298ヤード(30位)
パーオン率:70.1%(35位)
平均バーディ数:4.02(35位)
平均パット数:1.75(37位)

福岡県にゆかりのある選手!

画像1: (撮影/姉崎正)

(撮影/姉崎正)

出利葉太一郎

2001年5月12日生まれ、福岡県出身。アマチュア時代から数々の大会で優勝し、中学2年の時に「KBCオーガスタ」でツアーの舞台に立った。大学4年の2023年にプロ宣言。2025年「東建ホームメイトカップ」では3位タイと上位に食い込む。

画像2: (撮影/姉崎正)

(撮影/姉崎正)

内山遥人

福岡県糸島市出身。ゲームからゴルフに興味を持ち、2021年、2度目の挑戦でプロテストに合格。地元の芥屋ゴルフ倶楽部で研修生として腕を磨いた。2025年「東建ホームメイトカップ」では初日に5アンダーを出すなど、飛距離を武器に活躍している。

アクセス情報など

来場は、公共交通機関、無料のギャラリーバスの利用を推奨。

【地下鉄・JR・無料ギャラリーバスの場合】
 ∟福岡市地下鉄、JR筑肥線を利用し、JR筑前前原駅東口から運行される無料ギャラリーバスで会場まで。バスは約30分間隔で随時運行。
 ∟始発便: 4日間とも7:00から筑前前原駅より運行
 ∟最終便(筑前前原駅発):8月28日(木)~30日(土)は12:30、31日(日)は13:30が最終運行
 ∟最終便(芥屋ゴルフ倶楽部発):4日間ともに競技(イベント)終了後、約1時間後を予定。

【自動車の場合】
 ∟福岡都市高速、西九州道路を経由、福岡空港から約60分、博多駅や天神駅からは約50分で会場に到着
 ∟駐車場は台数に限り有り。P1(志摩中学校)、P2(岐志漁港)、P3(引津運動公園)、P4(空調技研、土日のみ)、臨時駐車場(JA糸島、土日のみ)、臨時駐車場(船越漁港)などが利用可能。案内看板や係員の指示に従って駐車してください。

チケット情報

【前売り券】
 ∟ファミリー券(4枚セット):2万円(税込)
 ∟1DAY券:5500円(税込)
※販売場所:ローソンチケット、チケットぴあ、イープラス、楽天チケット
※販売期間:前売り券は、8月29日(金)23:59まで各プレイガイドで販売されています。

【当日券】
 ∟予選ラウンド(8月28日・29日):各日6000円(税込)
 ∟決勝ラウンド(8月30日・31日):各日6500円(税込)
※販売場所:会場の入場ゲート

【その他】
 ∟中学生以下:無料

中継情報

【地上波】テレビ朝日系列24局ネット
 ∟8月29日(金):午後2時50分〜午後4時48分(北部九州生中継)
 ∟8月30日(土):午後1時55分〜午後3時30分(北部九州生中継)、深夜0時〜0時55分(全国録画放送)
 ∟8月31日(日):午後1時55分〜午後3時20分(全国生中継)、午後3時20分〜午後5時30分(北部九州延長生中継)

【インターネット配信】KBC公式YouTubeなど
 ∟8月28日(木): 午前10時〜正午ごろ(石川遼プロ密着カメラ、通常配信)
 ∟8月29日(金): 午後2時50分〜4時48分(テレビ放送を同時配信)
 ∟8月30日(土): 午後0時30分〜1時55分
 ∟8月31日(日): 午後0時30分〜1時55分、午後3時20分〜(全国放送終了後にリレー配信)

ギャラリープラザ情報

真夏の祭典「Sansan KBCオーガスタ」は、まさに“ゴルフ×フェス”を体現する会場だ。ギャラリープラザには、ゴルフ観戦を彩る魅力が満載。地元グルメが集まる「グルメマーケット」では、入場チケットの半券で2品と交換できる「選べるランチ」が好評。熱中症対策に嬉しい「いつでもドリンク」サービスも完備され、マイボトルを持参すれば水や麦茶が無料で楽しめる。

また、毎日開催されるステージイベントや、福岡・佐賀の特産品が集まる「ふるさとWishマーケット」など、ゴルフ以外のお楽しみも豊富。選手自身が選んだ入場曲で登場する演出も見どころの一つだ。会場全体が一体となった賑やかな雰囲気で、家族や仲間と特別な夏の思い出を作れるだろう。

This article is a sponsored article by
''.