新ロゴ、新デザインになったTOUR ADから登場したニューシャフト“TOUR AD FI”を試打。テスターの小野耕平プロは、1球目から「これ振りやすい。いいですね」といきなり好感触で始まった……。

試打・解説
小野耕平プロ

1997年生まれ、中央学院大学ゴルフ部出身。ゴルフ歴18年、PGAティーチングプロA級。石井忍プロが主宰するエースゴルフクラブで多くのゴルファーを指導中

“TOUR AD FI”試打テスト

試打方法:各テストとも各スペックを8球ずつ打ち、上下を除いた6球の平均値を掲載。ボールはテーラーメイドTP5x 、ヘッドはテーラーメイドQi35(10.5度)。GCクワッドで測定

TEST 1 HS40m/s (4-R1・5-R1・5-S)を比較試打。

画像: TOUR AD FI(4-R1・5-R1・5-S)試打データ

TOUR AD FI(4-R1・5-R1・5-S)試打データ

「5-R1でもしっかり感があって、ロフト通りにボールが上がります。初速も58m/sの後半で安定。4-R1は軽いぶん振り抜きやすく、より操りやすいです。ゆったり振るなら5-R1がお薦め。5-R1がしんどい人は4-R1。HS40m/s前後でもボールが吹き上がっちゃう人は5-Sが良さそうです」(小野プロ・以下同)

TEST 2 HS42m/s (5-Sと6-S)を試打。

画像: TOUR AD FI(5-S・6-S)試打データ

TOUR AD FI(5-S・6-S)試打データ

「5-Sから打ちました。HS42m/sでこの初速(平均62m/s超)は凄いです。左右ブレが小さく、つかまり過ぎないから気持ちよく打てて、高弾道の薄いフェードが続けて出ました。6-Sは重さを感じてボールに強く当てられます。真っすぐドーンと飛ぶ感じはこのシャフトのおかげだと思います。平均飛距離は全く同じ(259Y)でした。どちらもいいので重さは好みでしょうか」

TEST 3 HS47m/s 6-Sを小野プロ本来のHSで試打。

画像: TOUR AD FI(6-S)試打データ

TOUR AD FI(6-S)試打データ

「打ち出し角が15度台で安定。ボールが上がりますが、左には行きません。チーピンも皆無です。しっかり振っても、シャフト全体がしなってヘッドが背中側に残らずスッと下りてくるのは、本当に“推し”のポイントです。HS47~48m/sの人は、この6-Sか、6-Xも試すといいと思います」。キャリー平均265Y、トータル平均283Yをマークした。

画像2: “フッカー”や“左が怖い”ゴルファーの最強シャフト“TOUR AD FI”振りやすい! 高い球が打てる!引っかけが出ない!

TOUR AD 比較表

FIはロングセラーのDIに似たフェード寄りのポジションだが、DIよりも弾道が高くなる設計

“TOUR AD FI”思った通りに振りやすい

画像: TOUR AD FIをテストする小野耕平プロ

TOUR AD FIをテストする小野耕平プロ

試打の1球目から「これ振りやすい」と小野プロ。数球打ったところで、「振りたいようにヘッドが下りてきます。大型ヘッドのドライバーは総じてヘッドの重心がシャフト軸線上から遠くにある(重心距離が長い)せいか、切り返しでヘッドが背中のほうに残って下りてこない時がありますが、FIにはその〝もたつく〞感じが全くありません。自分の思った通りに振れるんです」と説明した。

3つのテストを終えて、「どのフレックスを打っても、切り返しからダウンスウィングの〝もたつき〞はありませんでした。そのおかげでヘッドがイメージよりも遅れてインパクトで返り過ぎてしまうチーピンや引っかけが出ません。しかも、打ち出し角の平均値が高く、初速も出ているのでキャリーが自然と伸びます。左へのミスが出ないので、気持ちよく振れて、結果的に球のつかまりも良くなる。FIは『新技術で先端の剛性を高めている』と聞きましたが、おそらくそれが〝振りやすさ〞〝球の高さ〞〝初速の速さ〞に関係していると感じました」。

その先端の剛性感とは、FIで採用した先端部を補強する「トルネードチップテクノロジー」というツアーADの新技術。最後に小野プロは、「実は、ずっとツアーAD VFの愛用者でした。このFIは、VFと同じように左へのミスが出ないで、なおかつ球が上がりやすい。FIに替えようと、今回の試打で決めました!」。

PHOTO/Takanori Miki 
THANKS/ACE GOLF CLUB 東京 赤坂

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