
ゴルフ5レディスの名物ホール17番パー3の7m級バンカーを一発で攻略した青木香奈子
仲良しの青木と上野菜々子が練ランでモンスター級バンカー脱出チャレンジ!

9月3日に練習ラウンドを行った青木と上野
まず、このバンカーのモンスターぶりを説明しておこう。グリーンまでの高さはおよそ7メートルもあり、8年前の2017年大会最終日、優勝争いをしていた妻琴乃はこのバンカーにつかまり、痛恨の「8」をたたいてV逸した記録がある。
8打の内容は1打目で脱出には成功したが、ボールはグリーン奥のラフまで飛んでしまい、3打目のアプローチはグリーンオーバーのミスショット。再び同じバンカーに吸い込まれ、ここからピン方向への脱出に2回失敗し、3回目は方向を変えて脱出に成功したが、2パットの「8」だった。

モンスター級バンカーに挑戦する上野を青木がスマホで撮影
この日、このバンカーに入って脱出のシミュレーションを行った上野は最初は58度のウェッジで脱出を試みたが、高さは出たものの距離が足りずに失敗。次は高さも距離も出てグリーンをとらえ「高いのもあるけど、距離があるので結構しんどい。最初は25ヤードくらいのイメージで打ったけど、次は35ヤードくらい打った感じです。打つ方向のグリーンが受けているので飛んでしまっても問題なさそうですよね。そもそもバンカーにはあまり打ち込みませんけどね」と振り返った。

青木は52度で7mの高さを攻略
青木は58度ではなく52度を持って一発で脱出に成功した。
「前に58度で出なかった経験があったので、高さは全然問題ないけど、距離が必要だと思った。私は52度のフェースを開いて30ヤードくらいを打ちました」
青木は前週のニトリレディスで11戦ぶりに予選を通過して21位。今週は「モンスター」を打ち負かして予選突破、そして上位進出を目指す。