第一回リランキングの順位が確定

左から:大嶋宝/砂川公佑/時松源蔵(撮影/有原裕晶/岡沢裕行)
「みんなのゴルフダイジェスト」が設定したリランキングのボーダーライン560万円は、過去2年間の13位の平均獲得賞金から導き出した。しかし、最終的な突破ラインは13位の西山大広の424万4950円となり、想定を100万円以上も下回る結果となった。
▼リランキング
1位:(初期順位37位)古川龍之介/2001万2521円
2位:(初期順位49位)安森一貴/876万9888円
3位:(初期順位10位)黒木紀至/636万50円
4位:(初期順位15位)原敏之/603万9132円
5位:(初期順位73位)出利葉太一郎/591万8100円
6位:(初期順位1位)内藤寛太郎/583万9933円
===みんゴル突破ライン:560万円===
7位:(初期順位11位)日高将史/490万6941円
8位:(初期順位29位)川上優大/487万304円
9位:(初期順位44位)池田勇太/475万9250円
10位:(初期順位3位)大嶋宝/474万7442円
11位:(初期順位26位)時松源蔵/429万9735円
12位:(初期順位36位)砂川公佑/425万3130円
13位:(初期順位47位)西山大広/424万4950円
==後半戦出場が濃厚な13位==
14位:(初期順位20位)勝亦悠斗/366万3600円
15位:(初期順位6位)発多ヤマト/365万7590円
16位:(初期順位40位)詹耀淳/365万1800円
17位:(初期順位9位)古川雄大/360万6800円
18位:(初期順位16位)植竹勇太/349万4655円
19位:(初期順位21位)芹澤慈眼/334万8611円
20位:(初期順位8位)新村駿/332万9570円
21位:(初期順位2位)森山友貴/323万8011円
22位:(初期順位41位)伴真太郎/316万6000円
23位:(初期順位77位)田中裕基/316万円
24位:(初期順位64位)藤本佳則/314万1750円
25位:(初期順位18位)岡田絃希/300万9121円
26位:(初期順位22位)岩井亮磨/294万4150円
27位:(初期順位32位)金岡奎吾/278万2935円
28位:(初期順位42位)板東寿匡/259万6200円
29位:(初期順位23位)内山遥人/259万2973円
30位:(初期順位50位)松岡翔太郎/258万350円
31位:(初期順位91位)今野大喜/249万496円
32位:(初期順位12位)小袋秀人/248万6431円
33位:(初期順位14位)竹山昂成/247万8121円
34位:(初期順位52位)村上拓海/237万6928円
35位:(初期順位7位)北村晃一/233万6166円
36位:(初期順位30位)李圭ミン/206万303円
37位:(初期順位13位)小鯛竜也/204万1166円
38位:(初期順位33位)黒川逸輝/202万2913円
39位:(初期順位19位)山脇健斗/198万2738円
40位:(初期順位48位)木村太一/181万8930円
安定感を見せたトップ選手と「一発逆転」の選手たち
リランキングのトップを独走したのは、圧倒的な獲得賞金で他の選手を寄せ付けなかった古川龍之介。彼は2000万円を超える賞金を獲得し、2位の安森一貴に大差をつけて前半戦を駆け抜けた。
その一方で、リランキングの醍醐味である「一発逆転」を見せた選手たちの活躍は見逃せない。安森一貴(初期順位49位)や出利葉太一郎(初期順位73位)は、序盤はリランキング圏外だったものの、直近の好成績で一気にジャンプアップし、見事に上位で後半戦の出場権を獲得。特に、出利葉は初期順位73位から5位まで大きく順位を上げた。
また、今シーズンはベテラン選手の意地も光る。池田勇太は、直近の大会の活躍で約60万円から一気に475万9250円までジャンプアップし、後半戦出場がほぼ確実となる9位につけた。
ボーダーライン上で繰り広げられた“攻防”
ボーダーライン上で繰り広げられた攻防も注目すべき点。14位の勝亦悠斗は366万3600円、15位の発多ヤマトは365万7590円、そして16位の詹耀淳は365万1800円と、わずか1万円にも満たない差で明暗が分かれる結果に。この紙一重の争いは、まさに一打の重みを改めて感じさせるものだろう。もちろん、13位というのは昨年まで実績からの算出なので、上下動する可能性は大いにある。つまりリランキング14位の勝亦悠斗までは出場できるが、15位の発多ヤマトは出場できない試合が今後出てくることは予想される。
これらの選手たちが、リランキングリストという「運命を分けるリスト」の過酷さと面白さを改めて証明したと言えるのではないだろうか。9月11日から始まる後半戦『シンハンドンヘ オープン』以降も彼らの活躍から目が離せない。
※2025年9月8日19時14分、一部加筆修正しました。