現在米女子ツアーポイントランク101位と、同ランク80位以内に与えられるシード権、100位以内に与えられる準シードの圏外にいる渋野日向子選手。来月からはじまるアジアシリーズの優先出場権が今週開催のクローガー・クイーンシティ選手権終了時点で確定するため、今週は上位フィニッシュが求められます。
画像: クローガー・クイーンシティ選手権初日44位の渋野日向子(撮影/岩本芳弘)

クローガー・クイーンシティ選手権初日44位の渋野日向子(撮影/岩本芳弘)

ファンとしては、今大会で上位フィニッシュし、アジアシリーズ出場につなげ、日本開催のTOTOジャパンクラシックで元気にプレーする姿を見たいもの。そのためにも、とにかくまずは今週の試合です。

初日の結果は2アンダー44位タイとまずまず。ボギーふたつ、ダブルボギーもひとつありましたが、バーディ6つを奪うゴルフで、まずは予選通過圏内でプレーを終えています。

渋野日向子選手の今シーズンを振り返ると、20試合に出場して半分の10試合で予選落ち。全米女子オープンで7位タイと輝きを放ちますが、次に良いフィニッシュが29位タイと、なかなか成績がついてきません。

とはいえ、渋野日向子選手の今季のデータを見ると、4日間の平均スコアのなかで2日目が一番良い数字(71.56)になっていますから、2日目のプレーも大いに期待したいところ。まずは確実に予選を通過してもらいたいですね。

この試合、日本勢で好発進したのが畑岡奈紗、西郷真央の両選手。4アンダー13位タイスタートから上位を伺います。また、シーズン2勝目を狙う竹田麗央選手は3アンダー26位タイにつけています。

出遅れてしまったのが4オーバー138位タイの西村優菜選手と笹生優花選手。メジャー制覇の複数年シードがある笹生選手と異なり、未勝利かつポイントランク138位の西村選手はシード獲得のまさに正念場です。

シード権の行方、アジアシリーズ出場権の行方に大きく影響すること必至の大会2日目。どのようなドラマが待っているのでしょうか。

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