
有村智恵 Chie Arimura
ツアー通算14勝。出産を経て、今年から少しずつツアーに復帰。自身のプロジェクト「LadyGo」では、女性ゴルファーがもっとゴルフを楽しめる環境づくりに積極的に取り組んでいる
new balance 574 v4 SL BOA

new balance 574 v4 SL BOA®

雰囲気はライフスタイルの574そのもので、まさに定番。ボアはサイドに付くタイプ

しっかりと突起の付いたアウトソールが芝をグリップ。ねじれにも強い

スウィングのフィニッシュ時に酷使されるつま先部分はしっかりガード

かかと部分をホールドするように設置されたヒールクリップが安定性を高める
ゴルフ用に開発された独自のラスト(木型)によるフィット感、また歩行やスウィングに最適化されたアウトソールはそのままに、インソールのクッション性が進化。またルックスもスニーカーの574により近づいた
やわらかいソールは傾斜への対応力が増します
ニューバランスの「574 v4 SL BOA 」を履く有村智恵プロ。契約は2016年に始まったが、出合いはその少し前にさかのぼる。
「ニューバランスがゴルフウェアを出すと聞いて、絶対着たくて(笑)。それで、まずは靴から試してみたんです。履いた瞬間に『軽くて履きやすい! すぐ試合で履いてみたい』と思ったのが始まりでした」
当時の有村プロは、試合後も日が沈むまで球を打ち込む〝練習の虫〟。
「だからこそ、一番大事なのは軽さと疲れにくさでした。18ホール回ってからの練習でも、体が楽なのは大きかったです」
それまでシューズにはわりと無頓着だったが、ニューバランスに出合い、考え方が変わったという。
「靴ひもの結び方ひとつで重心のバランスが変わることを教わるなど、足と靴の一体感を知って、プレーに直結することを実感しました」
574シリーズは契約当初からの愛用モデル。他のシリーズも試したが、「574のソールのやわらかさが歩きやすさにつながっています」と語る。
特に最新の『574 v4 SL BOA』では、「軽さに加え、スウィング時の安定感が増しました。余計な動きを抑えてくれるのが大きな変化です」と言う。またゴルフシューズでは、地面の感覚をつかめることも重視している。
「ゴルフと傾斜は切っても切れない。ソールが硬すぎると凹凸が伝わらず、傾斜を読む感覚が鈍るんです。やわらかいソールはその点で大きなアドバンテージがあります。それでいて普段のスニーカーとしても履けて、練習場にそのまま行けるのもいいですよね」
契約当初は履いている人を探すのが楽しみだったが、今やコースでも多く見かけるようになった。
「三歩歩けば誰かが履いている(笑)。ニューバランスを履いている人を見ると、『おしゃれだな、良いものを選んでるな』と感じます。ちょっと上からですね、すみません(笑)」
最後に574未体験のゴルファーに味わってほしいポイントを聞いた。
「ぜひ足裏で傾斜を感じる感覚をつかんでほしいですね。もちろんおしゃれに楽しんでもほしい。体を支えるギアとしてのシューズの大切さを実感してもらえたら嬉しいです!」
574 v4 SL BOA詳細はこちらから
写真/三木崇徳 協力/Lady Go、東千葉CC