【試打動画】江澤亜弥がピン「GLE3アイアン」を試打! どう評価した?
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youtu.beピン「GLE3アイアン」の特徴
本モデルは、安定したギャッピング設計により、番手間で約12.5ヤードの飛距離差を確保。特にミドルアイアンはストロング化されており、6番・7番はロフトを立たせて飛距離を最適化、8番は従来のロフトを継承、9番からPWはあえてロフトを寝かせることで番手間のバランスを整えたという。
さらに、バックフェースには新開発の衝撃吸収バッジ「PurFlex(ピュアフレックス)」を搭載し、インパクト時の衝撃を抑えることで、ソフトな打感と心地よい快音を実現。また、最新のVFTフェースを採用することで、フェース全体が均一にたわみ、スイートエリアが拡大。そのため、オフセンターヒットにも強く、ショットの安定感を高めている。飛距離性能、やさしさ、打感のすべてを備えた完成度の高いアイアンセットというのがメーカーのうたい文句だ。

製品名 | ロフト | 長さ | 重量 | フレックス |
---|---|---|---|---|
ピン「GLE3アイアン」 | 29.5° | 36.5インチ | 約328g | A |
さっそく試打!
GD 見た目の第一印象はどうですか?
江澤 すっきりとした顔つきですね。ぼてっとした印象がまったくなくて、構えやすいというか。フェースも弾きそうな音がしそう。
GD 実際に打ってみるとどうでしたか?
江澤 振った感覚としては、ヘッドが軽めでシャフトは硬め。けっこうハードだからか、しなりをあまり感じませんでした。シャフトが硬いぶん、コントロールに特化した印象です。
GD なるほど。軽快に走るクラブというより、狙っていけるイメージなんですね。
江澤 そうです。私的には好きな感じですね。もちろん、もう少しヘッドの効きを感じたい人もいるかもしれませんが、ヘッドが暴れる心配が一切ないのは大きなメリットです。暴れると、薄く当たったり厚く当たったりして距離がばらつきますし、方向性も悪くなります。このクラブはその不安がない。

試打してくれたのは江澤亜弥プロ
GD 確かに、安定感ってゴルファーにとって一番大事ですよね。通常のAシャフトと比べても硬めに感じる?
江澤 感じますね。硬めにすることで、ヘッドの暴れを抑えて距離と方向のブレをなくしているんでしょう。さらに、グリップが太めなのでしっかり振れます。競技ゴルファーには安心感がある仕様ですね。パワーがあってしっかり振れる方には特におすすめできます。

シャフトがしっかりしている印象
GD 総合すると、飛ばすクラブというよりもコントロール性能を追求したクラブということですね。
江澤 その通りです。自分のスウィングを信じて振っていける、競技ゴルファー目線の仕上がりですね。
↓試打結果はこちら
ピン「GLE3」 | 1打目 | 2打目 | 3打目 | 平均値 |
---|---|---|---|---|
弾道 | ストレート | ストレート | ストレート | ー |
ヘッドスピード | 25.9m/s | 27.6m/s | 25.2m/s | 26.2m/s |
ボールスピード | 36.3m/s | 37.8m/s | 35.3m/s | 36.5m/s |
打ち出し角 | 18.6° | 18.5° | 19.1° | 18.7° |
スピン量 | 3780rpm | 4300rpm | 3750rpm | 3943rpm |
キャリー | 99.3y | 106.3y | 95.2y | 100.3y |
総距離 | 119.5y | 124.2y | 115.3y | 119.7y |
まとめ
見た目のすっきり感に加え、実際の打感はコントロール性能を重視した設計が光る一本でした。軽量かつ硬めのシャフトで暴れを抑え、距離や方向性の安定を求める競技ゴルファーにとって安心感のある仕上がりです。飛距離だけでなく「狙って攻める」ゴルファーに最適なクラブといえるでしょう。