
パナソニックオープンでプロデビューを飾った加藤金次郎
2010年5月6日、に生まれた加藤は6歳でゴルフを始め、史上最年少となる15歳142日でプロとして、レギュラーツアーの舞台に上がった。
スタートホールは10番パー4。1ピンぐらいのパーパットを外して「ちょっと悔しかった」とボギーを叩き11番もボギー。15番もボギーで前半はノーバーディ3ボギーの38と3オーバーまでスコアを落とした。
「そんなに緊張しなかったですし、ティーショットも良い感じで打てたので、最初の入りは良かったんですけど、パターの距離感が中々合わなくて、前半はスコアを作れなかったです」
後半は流れが良くなり、5番パー4でプロ初バーディ。2打目の130Yを9番アイアンでつけた2メートルのパットを沈めた。上りの8番、9番は連続バーディ締め。後半は33で3つ戻し、イーブンパーでホールアウトした。プロ初ラウンドの点数は?
「前半ちょっともったいないプレーも何個かありました。前半と後半で全く違うプレーだったので、なんとも言えないですけど、前半は30 点くらい、後半は100 点に近いくらい良いプレーができたなと思います」と初日を振り返った。
同組は杉浦悠太と小木曽喬。2人とも同郷の愛知出身だ。
「2 人とも地元が同じなので、ちょこちょこ話しかけてくださいましたし、そういう点でも組み合わせに恵まれて楽しくラウンドできました」
先輩プロに声をかけられながら、中学生プロの奮闘にギャラリーからも大きな声援が起こった。
「バーディをとった時も良いショットを打った時も『ナイスショット』など声かけてくださるので、そういうのが力になります」
明日の2日目は「ファンの皆さんが来て良かったと思えるようなプレーをしたいです」と15歳のハツラツプレーでプロデビュー戦での予選通過を目指す。