2回の「リランキング」が終了し、ランキングの見どころはシード権争いに突入した。今回は最新メルセデス・ランキングリストとともに、初シード圏内、シードまでもう一歩の注目選手をピックアップ!

32週目:富士通レディース(東急セブンハンドレッドC/千葉) 10月17~19日
33週目:NOBUTA GROUP マスターズGCレディース(マスターズGC/兵庫) 10月23~26日
34週目:樋口久子 三菱電機レディス(武蔵丘GC/埼玉) 10月31~11月2日
35週目:TOTOジャパンクラシック(瀬田GC 北コース/滋賀) 11月6~9日
36週目:伊藤園レディス(グレートアイランドC/千葉) 11月14~16日
37週目:大王製紙エリエールレディスオープン(エリエールGC 松山/愛媛) 11月20~23日
38週目:JLPGAツアーチャンピオンシップ リコー杯(宮崎CC/宮崎) 11月27~11月30日

シード権をほぼ確定的にしている選手たちは?

▼メルセデス・ランキング ※[ >]はピックアップ選手

1:佐久間 朱莉 1,967.90pts
2:神谷 そら 1,644.31pts
3: 河本 結 1,480.70pts
4: 菅 楓華 1,335.36pts(初優勝・初シード)
5: 山下 美夢有 1,231.99pts(国際ツアー登録選手)
6: 金澤 志奈 1,219.28pts
7: 高橋 彩華 1,194.98pts
8: 小祝 さくら 1,165.15pts(特別保障制度適用中)
9:荒木 優奈 1,124.71pts(初優勝)
10: 桑木 志帆 1,120.52pts
11: 鈴木 愛 1,079.49pts
12: 岩井 千怜 1,027.99pts(国際ツアー登録選手)
13: 申 ジエ 1,019.30pts
14: 永峰 咲希 973.99pts
15: 堀 琴音 926.34pts
16: 小林 光希 898.83pts
17: 竹田 麗央 890.00pts(国際ツアー登録選手)
18: 藤田 さいき 819.80pts
19: イ・ミニョン 814.57pts
20: 佐藤 心結 807.91pts
21: 入谷 響 806.51pts(初優勝・初シード)
22: 木村 彩子 784.35pts
23: 穴井 詩 736.57pts
24: ウー・チャイェン 729.62pts
25: 柏原 明日架 706.99pts
26 仲村 果乃 686.68pts
27: 内田 ことこ 672.60pts
28: 渡邉 彩香 662.98pts
29: 安田 祐香 658.85pts
30: 山城 奈々 626.36pts
31: 岡山 絵里 621.71pts
32: 鶴岡 果恋 572.04pts
33: 髙野 愛姫 569.15pts(初優勝)
34: 稲垣 那奈子 555.15pts(初優勝)
35: 全 美貞 537.09pts
36: 永井 花奈 535.89pts
37: 菅沼 菜々 533.22pts
>38: ペ・ソンウ 525.37pts
39: 青木 瀬令奈 517.34pts
40: 泉田 琴菜 501.46pts
41: 工藤 遥加 500.62pts

===シード権当確ptsライン(500pts設定)===

42: 木戸 愛 494.37pts
43: 天本 ハルカ 469.28pts
44: 阿部 未悠 460.85pts
45: 櫻井 心那 457.77pts
46:葭葉 ルミ 455.01pts
47: サイ ペイイン 437.35pts
>48: 都 玲華 422.46pts
49: 大里 桃子 407.01pts
50: 蛭田 みな美 404.84pts

===2025年10月14日時点でのシードライン===

51: ささき しょうこ 390.32pts
52: 髙久 みなみ 368.39pts
53: 吉田 鈴 357.17pts
54: 脇元 華 355.79pts
55: 寺岡 沙弥香 353.09pts

===2025年10月14日時点での第1回リランキングまでのシードライン===

56: 後藤 未有 331.95pts
57: 宮田 成華 329.26pts
58: 徳永 歩 329.11pts
59: 川岸 史果 323.61pts
60: 笠 りつ子 315.68pts
61: 大出 瑞月312.69pts
62: 小林 夢果 297.70pts
63: セキ・ユウティン295.78pts
64: 吉田 優利 290.80pts(国際ツアー登録選手・25年優勝)
65: 髙木 優奈 286.62pts
66: 政田 夢乃 285.58pts
67: 三ヶ島 かな 281.44pts
68: 吉本 ここね 270.58pts
69: 森田 遥 270.74pts
70: 福山 恵梨 270.29pts
71: 沖 せいら 255.98pts
72: 藤田 かれん 255.82pts
73: 上野 菜々子 244.01pts
74: 山内 日菜子 242.32pts
75: 川﨑 春花 237.80pts
76: 永嶋 花音 234.47pts
77: 中村 心 231.54pts
78: 篠崎 愛 225.66pts
79: 岩井 明愛 215.92pts
80: 野澤 真央 208.18pts

※国際ツアー登録選手は出場試合義務(年間試合の60%以上)はなし

ペ・ソンウ、3位タイで完全復活

ペ・ソンウはスタンレーレディスで堂々の3位タイに入り、今季の中でも際立つ結果を残した。初日から積極的に攻め、バーディを量産する安定したラウンド。ショットの精度と距離感が抜群で、パッティングでも流れをつかみ、3日間を通して安定感のある内容を展開。上位陣に食い込む勝負強さを見せつけた。

この上位フィニッシュによってランキングポイントを大きく積み上げ、シード当確ラインとされる500ポイントに到達。来季の出場権をほぼ確実なものとした。シーズン序盤は苦しんだものの、後半戦に入り本来のリズムを取り戻し、安定感あるプレーが戻ってきている。さらにこの結果により、メルセデス・ランキングでも38位に浮上。ペ・ソンウにとって今大会は、復調を確信させる内容であり、シーズン終盤に向けて大きな勢いを得る一戦となった。

画像: ペ・ソンウ

ペ・ソンウ

都玲華、スタンレーで好調キープ。3日間安定プレーで12位タイ、メルセデス48位タイへ

都玲華がスタンレーレディスホンダで初日から安定したプレーを見せ、3日間を通して崩れることなく12位タイで大会を終えた。これにより34.00ポイントを加算し、メルセデス・ランキングは51位から48位タイへと浮上。来季シード争いに向けて大きな前進を果たした。初日からショットのキレと距離感が抜群で、パッティングでも流れをつかむ内容。

2日目以降もミスを最小限に抑え、最終日には攻めと守りを両立させた完成度の高いゴルフを展開した。今季はすでにトップテン入りが4回を数え、安定感と勝負強さを兼ね備えたシーズンを送っている。ここにきて調子を上げており、次戦以降ではさらに上位フィニッシュ、そして初優勝への期待も高まる。都のプレーは、確実に“結果を出せる選手”としての存在感を増している。

画像: 都 玲華

都 玲華

写真/岡沢裕行、大澤進二

画像: ペ・ソンウ(画像上)、都玲華(画像下)

ペ・ソンウ(画像上)、都玲華(画像下)

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