女子ゴルフの今季国内ツアー第30戦「富士通レディース」(17日開幕、千葉県・東急ハンドレッドC西C=6697ヤード、パー72)に出場する古江彩佳。アマチュアでツアー初優勝を飾り、3勝を挙げている相性のいい大会だ。プロアマ後、大会初の4勝目へ意欲を語った。

大会初の4勝目へ向けて意欲を語る古江彩佳
開催される東急セブンハンドレッドCは「いいイメージ」を持つ得意コース。コースコンディションについては「例年通りのコースかなと思うので、グリーンがきれいですし、スピードもある程度でている。速さもあるのでしっかりスピード感を合わせて行ければと思います」。
米女子ツアーから帰国後、日本女子オープンでは9位、スタンレーレディスホンダでは6位と、2試合連続でトップ10入りで「(ゴルフの感覚は)徐々に戻ってきているのかなと思います」と調子は上々。コース攻略は得意のショットがカギを握るという。
「まずはグリーンオンさせること。グリーンが大きいですけど、基本的には。アプローチするよりはパターでした方が、パーの確率とかバーディの確率が高いと思うので、その辺ちゃんとグリーンオンさせて行ければなと思います」
そんな古江は勝つために大会前日に必ずやることがある。それは「とんかつを食べること」。
「アメリカでもずっと続けてたんです。お母さんが作ってくれます」と胃もたれするような日でも欠かさず続けているというルーティン。アマチュア優勝したころから6年、食べられないことがあれば「それは残念です」というこだわりの勝負飯だ。
「3日間頑張って、優勝争いできるように、大会を盛り上げていけるように、ホステスプロとして頑張れたらなあと思います」
ゲン担ぎの「とんかつ」で同一大会4勝目を目指す。