昨年、中日クラウンズで初優勝、8月の横浜ミナト選手権にも勝った米澤蓮。東北福祉大ゴルフ部では金谷拓実の1学年後輩。2018年のアジア大会では、金谷や中島啓太らとともに日本団体メンバーとして金メダルを獲得している。そんな彼が選んだボールはタイトリスト「プロV1x」。「アマチュアの時からいろんな国でプレーしましたが、タイトリストの『プロV1』ファミリーは、どの国でも使用率が圧倒的で、使っている選手も多く、興味があったんです」と米澤。

米澤 蓮

1999年7月生まれ。岩手県出身。盛岡中央高校時代、東北高校選手権3連覇。東北福祉大卒業後、2021年プロ転向。昨年5月の中日クラウンズで初優勝。プロ通算2勝

なぜ「プロV1」ファミリーの中でも「プロV1x」を選んだのか?

画像: ボールの性能差はグリーンを狙うクラブであるアイアンで出やすいという。米澤は「イメージ通りの球筋が出る」と「プロV1x」を選んだ

ボールの性能差はグリーンを狙うクラブであるアイアンで出やすいという。米澤は「イメージ通りの球筋が出る」と「プロV1x」を選んだ

「『プロV1x』のほうが球がよく上がるからです。自分はもともと高い球を打つのが得意ではないので、それをボールで補ってもらおうと思って。特にアイアンで高さを出して止めたいから『プロV1x』を選びました。自分の理想とする打ち出しと高さが出るので、アイアンのパフォーマンスが上がりました」。(米澤)

ボールフィッティングで出た答えが「プロV1x」

タイトリストゴルフボールフィッティングマネジャーの向井伸吾氏によると、「米澤プロは現在、25年モデルの『プロV1x』を使っていますが、彼はニューモデルが出ると必ず、『プロV1』ファミリーをきっちりテストしてフィッティングします。」

自分のことがわかっているので、一番自分のパフォーマンスを発揮できるボールを選んでいるんです。彼はスピンが少なめで、やや弾道がフラットなので、高さが出て安定したスピン量の25年モデルの『プロV1x』がベストマッチでした。

プロのボールフィッティングはどのようにして行われるのか?

画像2: プロはクラブよりボールを先に決めていた!米澤蓮はボールフィッティングで出た答えが「プロV1x」

「フィッティングはボールから」と言うタイトリスト ゴルフボールフィッティング マネジャー向井伸吾氏。「プロはボールの重要性を分かっているので、ボールを決めてからクラブを選びます」

「タイトリストのゴルフボールフィッティングはプロ、アマ問わず『グリーン・トゥ・ティー』の理念に基づき、50ヤードのウェッジゲームから、ミドルアイアン、ドライバーの順に、『プロV1』、『プロV1x』、『プロV1xレフトダッシュ』を打った時の初速、打ち出し角、スピン量などの詳細な打球データとフィーリングを比較していきます。ウェッジでの50ヤードは、どの球がスピンが一番入るのか、ちゃんとコントロールして止められているかを見ます。

画像: タイトリストのボールフィッティングは50ヤードをウェッジで打つところから始め、グリーンを狙うミドルアイアン、飛距離を出すドライバーと続けていく

タイトリストのボールフィッティングは50ヤードをウェッジで打つところから始め、グリーンを狙うミドルアイアン、飛距離を出すドライバーと続けていく

次に14本のセッティングの真ん中となる6番か7番アイアンでは、どんな球で距離はどのくらい出て、グリーンをどのようにとらえられるか、スピン量と高さを見ます。

最後にドライバー。飛距離も重要ですが、同時にどのボールが安定しているかも大切な要素です。ウェッジ、アイアン、ドライバーで結果がよかったボールが異なることもあるでしょう。その時はグリーンを狙うアイアンを優先することが多いですね。ボールはプロでもアイアンでの性能差が出やすいんです。あとはクラブで調整できます。

米澤プロが『GT1』のドライバーとFWを使っているのも、ロースピン系のウッドだと球が滑ってしまう傾向があるからです。プロはクラブよりも必ずボールを優先します。ボールをベースにしてクラブを決めていくんです。プロに限らず、すべてのレベルのゴルファーはボールを先に決めるとスコアアップにつながります」(向井氏)

画像: アマチュア時代から世界で戦っていた米澤は、「どの国に行っても『プロV1』ファミリーの使用率が圧倒的で、使っている選手も多かった」と語る

アマチュア時代から世界で戦っていた米澤は、「どの国に行っても『プロV1』ファミリーの使用率が圧倒的で、使っている選手も多かった」と語る

PHOTO/Takanori Miki、Hiroyuki Okazawa、Tadashi Anezaki

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