女子ゴルフの今季国内ツアー第31戦「マスターズGCレディース」第2日が24日、兵庫県・マスターズGC(6562ヤード、パー72)で行われ、今大会第3日の今日(10月25日)に20歳の誕生日を迎える注目ルーキー中村心が4バーディ、1ボギーの69で回り、通算8アンダー2位へ浮上した。66を出した佐久間朱莉が通算12アンダーで首位を守った。

マスターズGC2日目、2位に浮上した中村心
19歳最後のラウンドで中村が好位置をキープした。1打差3位からスタートし、1番パー5でバーディ先行。9番パー4ではピンまで残り154ヤードの第2打を6Iで1メートルに乗せてバーディを奪い、前半アウトで3打スコアを伸ばした。後半インは1バーディ、1ボギーのイーブンだったが、最終18番パー4は2メートルの7パーパットが残りピンチをしのぎ決勝ラウンドへつないだ。
「ボギーを1個打ちましたけど、バーディパットもたくさん打てて、チャンスもあり、ピンチもパーでしのげたところが、今日は全体的によかったです」
第3日の25日が20歳の誕生日でこの日が10代最後のラウンドだったが「全然、余裕ないです」と苦笑いした。
今季は2005年度生まれの荒木優奈、菅楓華、入谷響が初優勝を果たしており、一刻も早く同世代に追いつき追い越したい。
「とりあえず決勝ラウンドにいけたことはすごいよかったですし、あと2日間この位置で戦えることがすごく楽しみなので、最後まで全力で頑張りたいです」
今季は自身3戦目の富士フイルム・スタジオアリスでプレーオフの末に2位と初優勝まであと1歩まで迫った。20歳で迎える今週こそ1日遅れのバースデーVをつかむ。
