2回の「リランキング」が終了し、ランキングの見どころはシード権争いに突入した。今回は最新メルセデス・ランキングリストとともに、初シード圏内、シードまでもう一歩の注目選手をピックアップ!

34週目(今週):樋口久子 三菱電機レディス(武蔵丘GC/埼玉) 10月31~11月2日
35週目:TOTOジャパンクラシック(瀬田GC 北コース/滋賀) 11月6~9日
36週目:伊藤園レディス(グレートアイランドC/千葉) 11月14~16日
37週目:大王製紙エリエールレディスオープン(エリエールGC 松山/愛媛) 11月20~23日
38週目:JLPGAツアーチャンピオンシップ リコー杯(宮崎CC/宮崎) 11月27~11月30日

シード権を確定的にしている選手たちは?

▼メルセデス・ランキング ※[ >]はピックアップ選手
1:佐久間 朱莉 2,279.11pts
2:神谷 そら 1,737.64pts
3:河本 結 1,555.95pts
4:菅 楓華 1,494.90pts(初優勝)
5:高橋 彩華 1,374.56pts
6:山下 美夢有 1,231.99pts (国際ツアー登録選手)
7:金澤 志奈 1,224.38pts(初優勝)
8:桑木 志帆 1,220.45pts
9:小祝 さくら 1,165.15pts(特別保障制度適用中)
10:荒木 優奈 1,164.25pts(初優勝)
11:鈴木 愛 1,079.49pts
12:岩井 千怜 1,048.99pts(国際ツアー登録選手)
13:申 ジエ 1,040.30pts
14:木村 彩子 984.35pts
15:永峰 咲希 976.89pts
16:小林 光希 942.49pts
17:堀 琴音 926.34pts
18:佐藤 心結 894.16pts
19:竹田 麗央 890.00pts(国際ツアー登録選手)
20:穴井 詩 846.07pts
21:藤田 さいき 831.01pts
22:イ・ミニョン 814.57pts
23:入谷 響 806.51pts(初優勝)
24:渡邉 彩香 770.77pts
25:ウー・チャイェン 750.62pts
26:柏原 明日架 746.53pts
27:仲村 果乃 686.68pts
28:内田 ことこ 672.60pts
29:安田 祐香 666.83pts
30:山城 奈々 664.36pts
>31:阿部 未悠 644.45pts
32:髙野 愛姫 629.86pts (初優勝)
33:岡山 絵里 628.71pts
34:永井 花奈 581.28pts
35:鶴岡 果恋 577.89pts
36:ペ・ソンウ 571.33pts
37:稲垣 那奈子 563.85pts(初優勝)
38:全 美貞 537.09pts
39:菅沼 菜々 533.22pts
40:青木 瀬令奈 525.32pts
41:木戸 愛 515.37pts
42:泉田 琴菜 504.11pts
43:工藤 遥加 503.27pts (初優勝)
 
===シード権当確ptsライン(500pts設定)===
 
>44:サイ・ペイイン 493.85pts
45:葭葉 ルミ 474.20pts
46:天本 ハルカ 469.28pts
47:大里 桃子 464.01pts
48:都 玲華 460.46pts
49:櫻井 心那 457.77pts
50:ささき しょうこ 429.67pts
 
===2025年10月27日時点でのシードライン===
 
51:蛭田 みな美 421.84pts
52:吉田 鈴 417.71pts
53:髙久 みなみ 381.14pts
54:寺岡 沙弥香 374.42pts
55:川岸 史果 363.15pts
 
===2025年10月27日時点での第1回リランキングまでのシードライン===
 
56:脇元 華 358.24pts
57:吉本 ここね 346.33pts
58:岩井 明愛 335.92pts(国際ツアー登録選手)
59:宮田 成華 333.86pts
60:笠 りつ子 332.68pts
61:後藤 未有 331.95pts
62:徳永 歩 329.11pts
63:セキ・ユウティン 316.78pts
64:大出 瑞月 316.29pts
65:福山 恵梨 309.83pts
66:政田 夢乃 305.33pts
67:小林 夢果 297.70pts
68:吉田 優利 290.80pts(国際ツアー登録選手・25年優勝)
69:藤田 かれん 290.57pts
70:三ヶ島 かな 288.44pts
71:髙木 優奈 286.62pts
72:永嶋 花音 278.51pts
73:森田 遥 273.64pts
74:中村 心 266.29pts
75:沖 せいら 255.98pts
76:上野 菜々子 247.61pts
77:山内 日菜子 246.92pts
78:川﨑 春花 240.25pts
79:篠崎 愛 232.66pts
80:森井 あやめ 222.32pts
 
※国際ツアー登録選手は出場試合義務(年間試合の60%以上)はなし

最終日に7バーディ、阿部未悠がシード当確を決定づけた快進撃

NOBUTA GROUP マスターズGC レディースで、阿部未悠が圧巻のプレーを見せた。大会前、メルセデス・ランキング45位の464.45ポイントだったが、この大会で2位に食い込み、180ポイントを加算して644.45ポイントと大幅に順位を上げ、31位まで浮上した。

これにより、シード当確ラインとされる500ポイントを大きく突破し、来季の出場権をほぼ確実なものとした。初日、2日目はボギーを叩く場面もあったが、要所でバーディを奪い崩れなかった。3日目にはダブルボギーを喫し、4日間で最も苦しい内容となったものの、最終日に見せた集中力は圧巻だった。

画像: 阿部未悠

阿部未悠

7つのバーディを奪い、65でホールアウト。攻めの姿勢を貫きながらも冷静に流れをつかみ、持ち味の安定感を発揮してスコアを伸ばした。今季を象徴する粘り強いプレーで、来季のシード入りを決定づけた。

あとわずか6.15点、サイ・ペイインがつかむシードへの光

メルセデスランキング47位(444.35pts)で迎えたサイ・ペイインが、「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」で6アンダーの12位タイと健闘。49.50ポイントを加算し、通算493.85ポイントの44位まで浮上した。シード権当確ラインとされる500ポイントまで、残すはわずか6.15点。

画像: サイ・ペイイン

サイ・ペイイン

台湾出身のサイは今季27試合に出場し、トップ10入りは2回と決して多くないものの、着実にポイントを積み上げてきた。大きな波こそ少ないが、安定感のあるプレーで予選落ちは少なく、どの大会でも堅実に結果を残す姿勢が光る。残り数試合でわずか6点強という差は、次戦で37位(獲得ポイント:6.5pts)で突破する。粘り強く戦い続ける彼女なら、到達はほぼ確実だろう。

写真/大澤進二

This article is a sponsored article by
''.