
PGAツアー最終戦「ツアー選手権」でファンサービスをする松山英樹。こういった光景が宮崎でも見られる!(撮影/岩本芳弘)
松山英樹が3年連続出場! 11年ぶりの大会2勝目へ
PGAツアー通算11勝、フェデックスランキングでも通算11回度の最終戦進出を果たすなど、日本のみならず世界のゴルフ界でも確固たる地位を確立した松山英樹。今シーズンはPGAツアー開幕戦「ザ・セントリー」で新記録となる35アンダーをマークし、圧巻の強さを見せつけた。
昨年の本大会では惜しくも2位タイに終わったが、2014年以来となる大会2勝目へ期待がかかる。
松山英樹は「今年もダンロップフェニックストーナメントに出場できることを大変うれしく思います。毎年この大会には特別な思いがありますし、宮崎の皆さんの温かい声援が力になります。今年は青木功プロの監修でコースが新しく生まれ変わったと聞いており、その挑戦的なレイアウトでどんなプレーができるか、今から楽しみです。日本、そして宮崎のゴルフファンの皆さんに良いプレーをお見せできるよう頑張ります」と主催者を通じてコメントを発表した。
海外招待選手と国内賞金王争いの行方
海外招待選手は、昨年覇者のマックス・マクグリービー(最近5年の本競技優勝者枠)に加え、PGAツアーで活躍する若手実力者や欧州ツアーのホープなど、6名が参戦。フィル・ミケルソン以来、33年ぶりのアマチュア優勝を果たしたニック・ダンラップ(PGAツアー2勝)、ニール・シプリー(24年マスターズ&全米OPローアマ)、デービス・ショア、カーソン・バッカ、アレハンドロ・デル・レイ(DPワールドツアー1勝)といったフレッシュな顔ぶれが、大会に新たな風を吹き込む。
一方、国内ツアーは賞金王争いが稀に見る大混戦となっている。賞金ランキング1位の生源寺龍憲をはじめ、日本タイトルキャリア三冠を達成した蟬川泰果、日本プロ覇者の清水大成、日本オープン優勝の片岡尚之らが参戦。本大会の結果が賞金王争いの行方を大きく左右するだけに、トッププレーヤーたちの火花散る戦いから目が離せない。
次世代の逸材にも注目
さらに、主催者推薦枠では、ACNツアー年間王者となった若原亮太や、ACNツアー「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま」で2位タイに入りローアマになった高校1年生の吉行アムロが出場。未来の日本ゴルフ界を担う彼らのプレーにも、熱い視線が注がれる。
新生フェニックスカントリークラブを舞台に、日米のトッププレーヤーが激突する歴史ある大会。熱戦の模様は、11月22日(土)、23日(日)にMBS発JNN系列24局ネットで全国放送が予定されている。
